池松壮亮のデビューはライオンキング?初映画はハリウッド!?「宮本から君へ」続編が映画に

池松壮亮のデビューは劇団四季のミュージカル!?出演のきっかけは?

池松壮亮は劇団四季ミュージカルで子役デビュー!

俳優の池松壮亮(いけまつそうすけ)は子役時代から俳優活動を始め、現在では並みいる若手俳優の中でも群を抜く存在感を発揮しています。子役としてスタートを切った後は映画やドラマなどに出演を重ね、実力派としてキャリアを積み重ねているところです。

その池松壮亮の子役デビューは、なんと劇団四季の名作ミュージカル「ライオン・キング」だったことをご存知でしょうか。10歳の時に同作の子役オーディションを受け、見事にヤングシンバ役を勝ち取ってデビューを果たしています。

「ライオン・キング」の子役オーディションともなれば、相当高い倍率の競争が繰り広げられたことと想像がつきます。厳しい舞台稽古で名高い劇団四季で「ライオン・キング」の子役として大舞台に臨んだ経験が、後の俳優人生に大きな影響を及ぼしているのは間違いないでしょう。

池松壮亮は姉と一緒にオーディションチャレンジ!オーディションを渋った理由とは?

そもそも、池松壮亮がなぜ劇団四季の「ライオン・キング」子役オーディションを受けることになったのでしょうか。実は地元の福岡県で初めて劇団四季が「ライオン・キング」が上演されるのに伴い、地元でオーディションが開催されることになりました。これを聞きつけた母親からの勧めで、応募資格を満たした3歳年上の姉がチャレンジすることになったのです。

弟の池松壮亮は「人前に出るのが嫌」という理由でオーディションを渋ったのですが、両親に「プロ野球カード買ってあげるから」と釣られて仕方なく姉と一緒にオーディションへ応募。ダメもとでオーディションに臨んだところ、姉はヤングナラ役に、池松壮亮はヤングシバ役に合格してしまったのです。

劇団四季での稽古は聞きしに勝るハードなものでしたが、その中で池松壮亮の向上心に火がついたようです。最初はオーディションを渋っていた池松壮亮も「もっと演技を上手くなりたい」と瞬く間に伸びていったのだとか。それを見ていた姉も「これはまだまだ伸びる。弟は俳優向きなのかも」と驚きを隠せなかったようです。

大舞台に立つ充実感を知った池松壮亮は、劇団ひまわり系列の事務所で子役活動を開始します。嫌々ながら受けたオーディションが芸能活動のきっかけになるとは、人生は分からないものですね。

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池松壮亮の映画デビューはハリウッド作品!?経歴やプロフィールを紹介

池松壮亮はハリウッド大作「ラストサムライ」で映画デビュー!しかし、再びオーディションを渋っていた?

「ライオン・キング」で子役を経験した池松壮亮ですが、その数年後にはハリウッド映画に出演という快挙を達成します。その映画とは、トム・クルーズ主演で2003年12月に公開された「ラストサムライ」です。

池松壮亮にとって映画デビュー作となった同作は、渡辺謙をはじめとする日本人キャストの起用も話題になった大作ですが、作中で池松壮亮はトム・クルーズ演じる主人公と交流する少年・飛源を好演しています。

しかし、池松壮亮は「ライオン・キング」と同様、同作もオーディションを渋ったそうです。その理由は「野球の試合があるのにオーディション出る必要あるの?」というもの。池松壮亮は小学校から高校まで野球をしており、ちょうどオーディションの日程が野球の試合と重なってしまったのだとか。しかし結局オーディションを受けて合格。ハリウッドデビューという貴重な体験をしたわけです。

後に「撮影はニュージーランドだったけど、撮影規模も使うお金もケタ違い。家も与えられたし、楽屋代わりとして1人に1台ずつ大きなトレーラーを借りた」と当時を振り返った池松壮亮。もしオーディションを蹴って野球の試合に出ていたら、こんなにスゴい経験はできなかったでしょうね。

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池松壮亮は俳優として多数の助演男優賞受賞!大学では映画監督を経験

池松壮亮は1990年7月9日生まれ、福岡県福岡市出身。地元の高校を経て、日本大学藝術学部映画学科を卒業しています。「ライオン・キング」のオーディション合格をきっかけに子役活動をスタート。一緒に「ライオン・キング」のオーディションを受けた姉は、後に劇団四季の所属女優になりました。

2005年には映画「鉄人28号」の主人公・金田正太郎役で映画初主演。大学進学を機会に東京に移り、卒業後は俳優に専念して精力的に活動。2014年に映画「ぼくたちの家族」や「紙の月」などの演技が高い評価を受け、ブルーリボン賞やキネマ旬報ベスト・テンなどの助演男優賞を受賞するなど、映画やドラマ、CM、ナレーションなど幅広く活躍しています。

また、大学では映画監督について勉強し、卒業制作で映画を作ったほどの才能の持ち主でもあります。東京に移ってからは映画を鑑賞する習慣が付き、多い時は年間200本も映画を観たことがあるそうです。

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池松壮亮が惚れこんだ「宮本から君へ」が映画に!伝説のシーンも

新井英樹作の名作漫画を映画化した「宮本から君へ」公開を間近に控え、主演を務めた池松壮亮が、ドラマ版でも宮本浩に扮します。主人公の宮本浩は不器用ながらも文具メーカーで働く熱血営業マン。この宮本と、蒼井優扮するヒロイン中野靖子が、究極の愛の試練を克服していく姿が描かれています。

愛する人のために立ち向かった「絶対に勝たなきゃいけないケンカ」では宮本が前歯を折られるシーンがあり、池松壮亮は当初自分の歯を抜いて撮影に臨む気満々だったものの、原作者の新井英樹氏の説得で断念したというエピソードも。同作にかける池松壮亮の意気込みがうかがえます。

22歳の春に原作と出会い、自分のために描かれたのかと思うほどの衝撃を受けたという池松壮亮は「僕自身は宮本になれなかった人間ですが、できれば宮本のようになりたかった。『宮本から君へ』という題材を得て、今の時代に対してやるべき反撃をしなければならないと思いました」と、本作に賭ける思いを熱く語っています。

池松壮亮の熱演はもちろん、蒼井優の元恋人を演じる井浦新のクズっぷりも見事だと話題を呼んでいる映画「宮本から君へ」は、9月27日公開です。

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