イッセー尾形の妻は何をしている人物?
◆出身:福岡県
◆身長:168cm
◆血液型:A型
◆所属事務所:イッセー尾形事務所
イッセー尾形を支える妻たち
一人芝居の第一人者として、日本のみならず海外でも高い評価を得ている俳優・イッセー尾形(いっせーおがた)。1980年代から一人芝居を始め、1990年代には海外公演を行うようになりました。
2012年に60歳でフリーに転身したイッセー尾形は、大きな転機を迎えます。マネージャーとして、イッセー尾形を支えるようになったのが、私生活も支え合っている妻・尾形真知子です。
当時体調を崩しがちだったイッセー尾形は、仕事現場に妻が付き添ってくれたことで気が楽になり、そのままマネージャーを任せるようになったのだと、「婦人公論」の2022年3月号で打ち明けています。
作品の世界で、イッセー尾形の妻役を望んだ女優の1人が、桃井かおりです。イッセー尾形と桃井かおりは、互いの演技に絶大な信頼を寄せていることを、「映画.com」のインタビューで語りました。
2017年の映画「ふたりの旅路」で、イッセー尾形と2度目の夫婦役を演じた桃井かおり。映画出演のオファーは、桃井かおりの推薦で実現したものでした。
桃井かおりは、「私が世界中に一番紹介したい俳優が尾形さんなんです」とイッセー尾形の才能に惚れ込んでいる様子。イッセー尾形も桃井かおりの判断を深く信用しているようで、ラトビアでの撮影もある役柄のオファーを快諾したことを告白しました。
長年名優として活躍できているのは、本人の稀有な才能に加えて、公私にわたり良き出会いに恵まれている影響もあるのでしょう。
イッセー尾形に子供は何人いる?孫も誕生していた!
イッセー尾形のフリー転身後の悩みと奮起のきっかけ
現在も一人芝居で活躍しているイッセー尾形は、かつて自身の不調で表舞台から身を引くことを考えた時期があったといいます。2019年8月13日に放送されたトーク番組「チマタの噺」に出演した際、フリーに転身した当時の心境を振り返りました。
2012年に、長年一緒に仕事をしていた演出家と別れたイッセー尾形は、やる気を喪失。「高校でも行って演劇部の部長先生をやろうとか思っていた」と回想しています。
しかし、文豪たちにスポットライトを当てた「妄ソーセキ劇場」で新たな境地を開拓し、再び一人芝居に前向きに取り組むようになりました。
また、イッセー尾形が奮起するきっかけになった出来事として、孫の誕生も関係していたことを、前述の「婦人公論」のインタビューで語っています。イッセー尾形は子供が何人いるかは、公表していませんが、娘がいることは確かです。同誌に対し、自身がフリーに転身した2年後に、娘が女の子を出産したことを明かしていました。
孫がハイハイをするようになり、重たい頭が下がっても何度も上げて前進する様子を見て、人間の力強さを感じたのだそう。「今のままでいいんだよ、と孫に教えられて、フリーになって悩んでた地獄から、天国に救われた気がしました」と語っています。
イッセー尾形は誰に説得されるよりも、孫の純真無垢な行動に衝撃を受け、大きな気づきを得たようです。
イッセー尾形が孫にデレデレ!人形劇を自慢することも
イッセー尾形の演技力が孫パワーでさらに向上中?
フリーに転身したイッセー尾形は、一人芝居のほかにも活動の幅を広げています。
現在は人形劇や紙芝居なども行い、自身のホームページやYouTubeで公開中。2022年11月29日号の「週刊女性」では、孫にも人形劇を披露して自慢することがあると語り、“おじいちゃん”の顔を見せています。
孫が小学校に入学してからは、イッセー尾形の一人芝居も観劇するようになったのだとか。「孫は一人芝居の印象的なディテールを言います。それは批評であり、評価になっています」と、イッセー尾形は孫の反応を真摯に受け止めているようです。
また、近年は一癖ある老人役を演じることが多いイッセー尾形。2020年には、福岡放送開局50周年スぺシャルドラマ「天国からのラブソング」に出演し、主人公の他界した祖父役を好演。破天荒な性格と予測不能な行動に隠された家族愛を、見事に演じました。自身の孫から刺激を受け、登場人物の祖父といった役どころにも、より磨きがかかっているのかもしれません。
ほかにも2019年のNHK連続テレビ小説「スカーレット」や、2021年のNHK大河ドラマ「蒼天を衝け」に出演し、掴みどころがない性格の人物を演じています。2023年にも、大河ドラマの「どうする家康」で、倹約家の長老・鳥居忠吉役を演じているイッセー尾形。家族の支えも受けながら、今後もさらなる活躍が期待できそうです。