北川航也は日本のサッカー界を担う若きストライカー!最大の武器は察知力?目標としているサッカー選手は誰?

北川航也は日本のサッカー界を担うストライカー!若くして日本代表にも選出!

180cmの高身長を活かし、大型フォワードとして活躍するサッカー選手・北川航也(きたがわこうや)は、1996年7月26日生まれ。静岡県静岡市出身です。中学校の頃には既にその才能を発揮しており、U-14日本代表に選出。U-15日本クラブユース選手権では大会MVPと得点王に選ばれ同年代で突出した存在となり、怪物と恐れられていました。

しかし、17歳の時にはU-17日本代表から外されるという挫折を味わいます。これは当時U-17日本代表監督であった吉武博文監督が掲げた戦術スタイルによって、エースストライカーが排除されたために起こった出来事でした。

これにより、15歳の時には日本クラブユース選手権で得点王に輝いたほど攻撃力を持つ北川航也がテストで当てられたポジションは、なんとディフェンダー。このような経緯もあって、北川航也はU-17日本代表の選出外となってしまったのです。

このような苦い経験も乗り越え、高校3年生の時にはAFC U-19選手権に日本代表として出場。準々決勝で敗退を喫してしまったものの、一度は逃してしまった日本代表の座を獲得することに成功しました。

そして2015年には清水エスパルスでプロデビュー。2015年5月21日、ナビスコカップ・名古屋グランパスエイト戦にて初得点を記録します。また翌年の2016年には34試合に出場し、9得点をあげるなどチームの中心的役割を担う活躍を見せています。

2017年、2018年も安定した結果を残し、2018年10月12日に日本代表デビュー。同年11月20日は大迫勇也のゴールをアシストするなど活躍を見せており、今後の成長がますます期待される若きストライカーです。

北川航也は地元愛が強い!経歴からわかる静岡に対する思い

北川航也が中学時代から日本代表に選ばれるまでの間で、一つ共通する経歴があります。それは、出身である静岡県でプレーし続けているということです。

北川航也は中学時代には清水エスパルスジュニアユース、高校時代には清水エスパルスユースに所属しています。そして、そのまま昇格する形でプロでは清水エスパルスでプレーをしているのです。

北川航也自身、地元でプレーすることに強い意味を感じているようで、インタビューでは「(日本代表入りは)小さい頃から目標。エスパルスから日本代表に出るというのが目標でもあったので」と語っており、地元のチームである清水エスパルスに所属しながら日本代表へとステップアップするのが目標であったことを明かしています。

今後さらなるステップアップのために海外チームに移籍する可能性は十分にあり得ますが、これからも地元チームである清水エスパルスを引っ張る存在であり続けてほしいものですね。

最大の武器は察知力?北川航也がエースストライカーとして活躍する理由とは

15歳にして怪物として恐れられた北川航也の得点力は海外でも注目され、イタリアのサッカー専門メディア「トゥットメルカート・ウェブ」では「非常に俊敏なフォワード。強靭なフィジカルをもったディフェンダーを乗り越えてまでペナルティエリアに入り込む能力を持っている」と高く評価しています。

そんな北川航也の得点力の裏には、高い察知力が影響しています。先述の「トゥットメルカート・ウェブ」でも、「ゴールエリアから遠くにいてもこぼれ球に反応し、左右からのクロスに対応するためにゴール前に走り込んでくる」ということで、こちらについても評価の高さがうかがえます。これはボールがどこに来るかということを瞬時に予測する察知力が為せる技だと言えるのではないでしょうか。

北川航也の優れた察知力は、ピッチ以外の場所でも発揮されています。例えば清水エスパルスの後輩である立田悠悟は「何か相談事がある時はまず北川航也に相談する。すごく頼りがいのある先輩」と語っています。また先輩の六反勇治とは公私で多くの時間を共にし、様々なアドバイスを受けるなどして可愛がられているようです。

北川航也が先輩や後輩から愛される理由は、やはり相手のことを考えて行動する察知力にあるのではないかと思われます。この察知力によって、北川航也はピッチの外でもチーム内の良い雰囲気作りに貢献しているのです。

北川航也が目標としている人物は誰?どういったところを尊敬している?

清水エスパルスの中心メンバーであり、日本代表としても活躍する北川航也。かねてよりインタビューなどで目標とする人物として、同じく日本代表で現在イングランド・プレミアリーグのレスター・シティFCに在籍する岡崎慎司の名前を挙げています。

岡崎慎司は兵庫県出身ですが、清水エスパルスで中心選手として活躍。その後日本を代表するストライカーに成長しました。北川航也はこの岡崎慎司をリスペクトしており、背番号も清水エスパルス時代の岡崎慎司がつけていた23番を継承しています。

また、清水エスパルスから日本代表に選出されるのは岡崎慎司以来8年ぶりということも、北川航也が岡崎慎司を目標とする理由のようです。岡崎慎司が海外のクラブで活躍していることもあり、北川航也も「エスパルスからスタートして世界で活躍することは可能だと思うし、達成できるかはすべて自分次第だと思う」と語っている通り、海外挑戦への意欲は十分。今後の動向から目が離せません。

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