2022年9月5日 更新
窪塚洋介の飛び降りは事故だった?
◆出身:神奈川県
◆身長:177cm
◆血液型:O型
◆所属事務所:アスマキナ(個人事務所)
◆エージェント:independent(英語圏)
窪塚洋介の転落事故の詳細は?
個性派俳優として知られる窪塚洋介(くぼづかようすけ)は、2004年6月6日に、神奈川県横須賀市にある自宅マンション9階のテラスから、26m下の芝生に転落したと報じられました。
全身の骨を折る重傷でしたが、奇跡的に一命を取り留めています。高さ約2mのフェンスに激突してから芝生に落下したため、地面との衝突のダメージが最小限で済んだと見られています。
しかしフェンスがあったのは、マンションの建物から約9mも離れた位置。誤って転落したのなら、フェンスにぶつかることは不可能ではない?かという意見もありました。
助走をつけてジャンプしたならば、自殺を図ったか、危険を避ける感覚ががない状態だったということになりますが、窪塚洋介には事故の記憶がないのだそう。インタビューでは、「寝て起きたらケガしてた、みたいな感じ」と語っています。
転落直後はマスコミ対策として、「ナカヤマ」の偽名を使って入院していたのだとか。2021年6月に開催されたビジネスセミナーでは、呼びかけに対して、「ナカヤマじゃない気がする」と意識を取り戻していったことを笑いを交えながら明かしていました。
生まれたばかりの長男・愛流のために、育児休暇を取得している最中の出来事だったため、自殺ではなく、薬物による錯乱状態で起きた事故ではないか?と疑う声もありましたが、本人は薬物を使用していないと明言しています。
窪塚洋介が消えた理由は?薬物やドラマへの発言から見えた事情
窪塚洋介に薬物使用のウワサが出た背景を検証!
窪塚洋介は、転落事故前の2004年3月に環境イベント「アースデイ」の記者発表の場で、大麻について「麻薬、と定義されるものは何もない」などと持論を述べていました。
子供が誕生した時の、「ピースな愛のバイブス(雰囲気)でポジティブな感じで」といった“窪塚語録”や、飛び降り事故の印象もあり、事あるごとに薬物使用の噂が出るようになっています。
2020年9月11日にはインスタで、大麻取締法違反容疑で伊勢谷友介が逮捕された件にまつわるメッセージを発信しています。
大麻取締法違反容疑を「誰も被害者のいない犯罪」とした上で、伊勢谷友介への激しいバッシングを非難。インスタライブで警鐘を鳴らした発言が、「援護」と報じられたことには不快感を示していました。
大麻の多方面での有用性を考慮していないと指摘しつつ、自身については2018年3月18日に、尿検査による「身の潔白」が証明されていることも明かしています。使用は繰り返し否定していることから、飛び降りを疑われた転落事故も、薬物が原因ではないようです。
20代前半の窪塚洋介は、人気作に出演する売れっ子俳優でしたが、だんだんとドラマへの出演は減っていきました。これについても薬物とは関係なく、いくつかの事情が重なったためだと本人が話しています。
窪塚洋介がドラマから消えたワケ!
「池袋ウエストゲートパーク」(2000年4月放送開始)で演じた安藤タカシ役など、エキセントリックな演技で人気を集めていた窪塚洋介。人気絶頂とも言える活躍ぶりを見せていたものの、本人はメディアへの不信感を募らせており、強いストレスを感じていたといいます。
自身の意図とは違う形でインタビューが放送されるなどの経験が重なって、テレビという媒体に不信感が生まれ、月9のオファーも断ったのだとか。それ以降、窪塚洋介はテレビドラマから、映画へと、活躍の場を移していきます。
2017年7月には、映画上映イベント「“窪塚洋介”オールナイト」にて、主演映画「GO」(2001年10月公開の)が、テレビドラマとの決別を決める転機になった作品だと明かしています。
また、日本で2017年1月に公開された映画「沈黙-サイレンス-」ではハリウッド進出も果たしました。映画の世界でも、その実力を高く評価されています。
窪塚洋介の名言と友情がアツい!
窪塚洋介は作品の中での演技だけでなく、本人のキャラクターや言動も注目されています。
2021年6月開催のセミナーで、自らの肩書きについて問われた際には「地球人」を名乗り、「反省はするけど、後悔はしない」といった名言も連発。自由奔放なキャラクターすらも高く評価されているのは、俳優としての実力を多くの人が認めているからかもしれません。
そんな窪塚洋介が、約19年ぶりにドラマの世界に帰ってきました。2021年7月よりLINE NEWS VISIONで配信されたドラマ「上下関係」で主演を務めた際には、同サービス最速での1000万回視聴を達成しています。
さらに、2022年4月5日よりNHKBSで放送されている短編ドラマ「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」の、8月9日と16日に放送される「処刑」前後編に出演。「上下関係」「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」両作品で監督を務めた柿本ケンサクと窪塚洋介は、公私にわたり親交を温めている仲です。
窪塚洋介は、卍LINE名義で音楽活動を展開しています。転落事故をテーマにした楽曲「IKIRO」(2009年8月発売のアルバム「VORTEX」に収録)などのMV制作を依頼したのが、柿本ケンサクとの出会いのきっかけでした。
「IKIRO」のMVは、事故現場となった自宅マンションや病院も背景に、繰り返し「生きろ」と熱く歌った内容。本心を伝えられる仕上がりだったからこそ、2人の関係が続いているのではないでしょうか。
盟友からのオファーとあって、短編ドラマの出演は二つ返事で引き受けたといいます。放送前に、窪塚洋介は「すでに胸を張ってオンエアを心待ちにしています」とコメントを出しており、自信満々の様子。久々に帰ってきたドラマで、窪塚洋介がどのような顔を見せてくれるのか楽しみです。