時任三郎は渋い演技が魅力！ドラマ「ふぞろいの林檎たち」シリーズで大ブレイク

俳優・歌手としても活躍する時任三郎。そのなんともいえない渋い魅力に取り憑かれている女性ファンも多いのではないでしょうか。現在は株式会社SUBTIME所属の俳優ですが、以前はレプロエンタテインメントという事務所に所属していました。

俳優としての代表出演作は多々ありますが、中でも有名なドラマ作品は「ふぞろいの林檎たち」シリーズでしょう。そのほか、「Dr.コトー診療所」シリーズ、「過保護のカホコ」、そして月9ドラマの「監察医 朝顔」にも出演しています。

「海燕ジョーの奇跡」」「海猿」シリーズ、そして「ハッピーフライト」など、映画にも多数出演している時任三郎。改めて、その魅力を探っていきましょう。

映画・ドラマなど幅広く活躍！2019年は月9「監察医 朝顔」にも

上野樹里とのダブル主演で、2019年7月から放送された月9ドラマ「監察医 朝顔」に出演した時任三郎。上野樹里演じる監察医・万木朝顔の父親で、ベテラン刑事・万木平を演じました。

万木親子がともに協力し合って死因や謎を解き明かしていくヒューマンサスペンス。遺体から発見された「生きた証」が、生きてきた人・これから生きていく人たちの心へどう影響するのか。丁寧に描かれる様も見どころとなった同作は、「第17回コンフィデンスアワード・ドラマ賞」の優秀作品賞、主演女優賞を獲得しました。

ドラマに映画にと多くの作品に引っ張りだこの時任三郎ですが、以前に岡田将生と共演した映画「家族のはなし」のDVDが、2019年8月に発売されました。

2018年11月に公開された同作は、岡田将生が演じる主人公・拓也が葛藤しつつも成長していく様子、そしてそれを温かく見守る父親・小林徹（時任三郎）の様を丁寧に描き、その他の共演者には、母親役である財前直見や、幼馴染役の成海璃子なども。

アートディレクターに芸人・鉄拳を迎え、実写とパラパラ漫画の融合にも挑戦した「家族のはなし」。DVDにしか収録されていないメイキング映像などもあるということなので、映画館で観た方はもちろんのこと、まだ観てないという方もぜひこの機会にご覧になってみてはいかがでしょうか。

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時任三郎の生い立ちが気になる！歌手としても活躍

俳優に歌手にと、幅広く活躍している時任三郎。どんな生い立ちを経て今に至っているのでしょうか。

時任三郎は1973年に大阪市立工芸高等学校の木材工芸科（現インテリアデザイン科）に入学していますが2年半で中退し、その後上京しています。俳優を志して養成所に通っていた1980年頃、出演することになった「ヘアー」という舞台で俳優デビューを飾ることになりました。そして、翌1981年には、シングル「川の流れを抱いて眠りたい」をリリースし、歌手デビューも果たしています。

1983年5月に1作目が放送されたドラマ「ふぞろいの林檎たち」がブレイク。同作への出演をきっかけに注目を集めた時任三郎は、それ以降多くのドラマ・映画・舞台に出演しています。

そんな時任三郎は、自他ともに認める子煩悩。1999年にニュージーランドへの移住を決めたのも、せっかくなら子供をのびのびした環境で育てたいと望んだからだといいます。3人の子供を持つ時任三郎はニュージーランドで暮らした2003年までの4年間、仕事のスケジュールはほとんど入れずに家族と過ごしたのだそう。

1989年に「SUBTIME」、1993年に「0の真ん中」と2冊のエッセイを出版するなど、作家活動にも精を出している時任三郎。低音の落ち着いた声を活かし、2012年7月に絵本作家・稲吉紘実が出版した「絵のない絵本 この星が絵でうめつくされたら」の朗読や番組のナレーションを担当するなど、幅広い才能を見せています。

これからも存在感を示し続けるであろう時任三郎。いくつになっても目が離せない俳優となりそうですね。

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