でんでんってどんな人?妻子の存在を告白!映画「冷たい熱帯魚」の怪演がトラウマ級!

でんでんってどんな人?妻子の存在を告白!映画「冷たい熱帯魚」の怪演がトラウマ級!

2022年6月10日 更新

でんでんは「お笑いスター誕生」から俳優へ!芸名の由来やプロフィール!


でんでんのプロフィール
◆生年月日:1950年1月23日
◆出身:福岡県
◆身長:174cm
◆血液型:A型
◆所属事務所:アルファエージェンシー

でんでんは「お笑いスター誕生」で優勝!その翌年には俳優へ!

でんでんは、元お笑い芸人の俳優です。さらにその前は、ごく普通のサラリーマンでした。でんでんが芸能界に進出したきっかけは、学生時代に、昭和の名俳優・渥美清に憧れを抱いたことが始まりです。

渥美清に憧れるあまり、故郷福岡から東京へ上京したでんでん。弟子入りをしようとしますが本人に会えず、残念ながらこの時は挫折してしまいます。

でんでんは、生活のために、大手デパート丸井に務めていましたが、やはり俳優への道があきらめきれず、4年の勤続を経て退社。俳優になるきっかけをつかむために、劇団ひまわりへ入団しました。

そして1980年、でんでんが30歳になったとき、人気を集めていたお笑い芸人のオーデション番組「お笑いスター誕生」へピン芸人として出場したところ、8週連続で勝ち抜き優勝します。

こうして憧れの芸能界へ仲間入りを果たしたでんでんは、1年後に、映画「の・ようなもの」でとうとう俳優デビューを飾りました。以降は、脇役として、数々のドラマや映画で活躍しています。

でんでんの本名は?芸名の由来はでんでん虫?

でんでんという名前は、もちろん本名ではありません。本名は緒方義博で、1950年1月23日生まれの福岡県出身です。

芸能界入りのきっかけはお笑い芸人デビューですが、お笑い芸人としての芸歴はそれほど長くなく、俳優としての芸歴は30年以上になります。数々の有名ドラマや映画に出演して、名バイプレイヤーとして存在感を発揮してきました。

でんでんという1回聞くと忘れそうにないユニークな芸名は、麻雀仲間から付けられたものです。麻雀をしている様子が、まるででんでん虫が殻にこもっているようだということから、あだ名が「緒方でんでん」に。本人も、でんでん虫のように芸能界という城で一国一城の主となる、という言葉のニュアンスが気に入ったため、そのまま芸名となりました。

芸能界へ仲間入りを果たしたでんでんは、1年後に、映画「の・ようなもの」でとうとう俳優デビューを飾り、2011年1月に公開された映画「冷たい熱帯魚」では表では笑顔を見せながら裏では連続殺人鬼という二面性を持った熱帯魚店経営者・村田幸雄を熱演しています。

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でんでんは結婚していた!馴れ初めは?映画「冷たい熱帯魚」は狂気の演技がトラウマ級!

でんでんはの妻や子供は?出会いを語っていた!

でんでんはプライベートをあまり語らない俳優ですが、2015年12月に「スポーツニッポン」に掲載された記事によると、結婚しているのだそう。「ガードマンをやっていた時に現場監督とインベーダーゲームをしに行った喫茶店で彼女がバイトしていて知り合った」と出会いについて語っています。

しかし「あんまり家族のにおいがしないっていうのがいいよね」と、あえてプライベートについては多くを語らない方針のようです。ちなみに子供は一人娘がいるのだとか。ミステリアスさをあえて身にまとうでんでんのプライベートが気になります。

でんでんは映画「冷たい熱帯魚」でのトラウマ級の狂気の演技で話題に

短髪で、少し下がった眉。ルックスは、近所にいそうなおじさんというイメージのでんでんですが、2010年に公開された映画「冷たい熱帯魚」では、狂気に満ちた殺人者の役を演じました。

表向きは、熱帯魚屋を営む人助けもする優しい店主。しかし、店主には裏の顔があり、実は何人もの人を平気で殺害してきた殺人者でした。しかも、殺害した人をバラバラに解体すると、さらに骨を抜き、筋組織も抜き、内臓も抜き、川に捨てるという残酷さで、聞くだけでトラウマになりそうな設定です。

この二面性のある役を見事に演じたでんでんは、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞しました。穏やかな風貌を持ちつつも、その演技力の確かさで、真の狂気を観客にまざまざと見せつけたでんでん。「冷たい熱帯魚」は、その実力を世に知らしめた作品となりました。

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でんでんは大河ドラマや朝ドラ出演歴も豊富!「おかえりモネ」

でんでんは大河ドラマや朝ドラ出演歴も豊富!出演作は?

でんでんは大河ドラマや朝ドラへの出演歴も豊富です。でんでんは1991年1月放送の大河ドラマ「 太平記」に出演して以来、1995年1月放送の「八代将軍吉宗」、2017年1月放送の「おんな城主直虎」に出演しました。

朝ドラは1991年4月放送開始の「君の名は」、1992年10月放送開始の「ひらり」、2013年4月放送開始の「あまちゃん」、そして2021年5月放送開始の「おかえりモネ」など計6作で熱演ぶりを見せています。

2019年10月放送のドラマ「死役所」では、悲しい過去を背負うイシ間を熱演し、その演技にツイッターで「でんでんさんの演技は神だ」「泣き笑いのような表情。あんな演技この人しかできない」など絶賛するコメントが多く寄せられていました。

同ドラマの公式サイトに「漫画から映像化ということで『漫画を超えられるようなお芝居をしたい!』と思いました」とメッセージを載せていた通り、多くの視聴者がでんでんの演技に感動したようです。

2021年4月より放送の菅田将暉主演ドラマ「コントが始まる」の第9話にでんでんが、芳根京子演じる奈津美の父親役で出演し、注目を浴びました。

視聴者の心を動かす演技をするでんでん。少し出演するだけでも話が引き締まるその存在感は、日本を代表する名優の域に入っているといえるでしょう。

でんでんが「おかえりモネ」で説得力のある名演!

でんでんは2021年5月より放送されている朝ドラ「おかえりモネ」にて、モネが勤務する登米の米麻町森林組合の参事である川久保博史を好演しています。川久保博史は森林組合のご意見番という立場で、定年後の現在も嘱託勤務を通じて、新事業開拓にも積極的に取り組むという人物です。

でんでんは役柄について「ニッポンの田舎でクルリと見渡せばよくいる普通のおじさん」「情に篤く責任感正義感の強い、孫におじいちゃん大好き!って言われる明るく元気な人」と紹介。そして「こんな人を私も負けずに爽やかに楽しく演じたいなぁと思っています」とその意気込みを表しています。

第5週では川久保博史たちの言動を通して、木材に安い値段しかつかないこともある林業を取り巻く現実が描かれました。山があるからこそ水や空気が綺麗になり、海の環境も保たれることを主張する彼の姿に考えさせられるシーンでした。

ドラマを観ている視聴者からはツイッターで「木材ってそんなに安く買い叩かれてるんですね」「木材の価格を考えた事がなかったので少し考えさせられました」「川久保さんの深い言葉に、日常の当たり前についても考えてなかったなぁと思った」といった声が寄せられています。その説得力のある演技は、しっかりと視聴者に伝わっているようです。

でんでんは今後もその名演ぶりで視聴者の心をつかんで離さないことでしょう。でんでんならではの演技を、これからも楽しみに見ていきたいものです。

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