星稜高校・荻原吟哉は、中学から侍ジャパン入り!良きライバルと目指す甲子園優勝!

暑い夏、高校生、汗と涙と照り付けるマウンド…。夏の風物詩というと「高校野球!」とイメージする方も多いのではないでしょうか。2019年では岩手の大船渡高校のように、毎年ドラマが生まれるのが高校野球の見どころでもあります。

そんな高校野球の中でも全国区で有名な石川県の星稜高校。野球にサッカーと、あの超有名選手の母校として有名ですが、もちろん現在もその輝きは衰えることを知りません。

そんな星稜高校の野球部に所属する未来のスター選手・荻原吟哉(おぎわらぎんや)を紹介します。


荻原吟哉のプロフィール
◆生年月日:2002年10月5日

◆出身:石川県白山市

◆身長・体重:170cm・体重70kg

◆星稜高校野球部

◆ポジション:ピッチャー

荻原吟哉は石川県白山市の出身です。星稜高校のように全国に名前が知られている野球の強豪校は県外から優秀な選手を招集することも珍しくありませんが、荻原吟哉は地元出身なんですね。

小学3年生から野球を始めた荻原吟哉は、松任ブルーウィングスという少年野球チームに所属していました。星稜高校は中高一貫校で、荻原吟哉は星稜中学校に進学。そして星稜高校に進学しました。

ポジションはピッチャーを務めており、ライバルでひしめく星稜高校で2年生ながらベンチ入りを果たしています。

中学生ながら侍ジャパン入り!大躍進の中学生時代!

先述した通り、荻原吟哉は星稜中学に進学しました。星稜中学はかなり部活動に力を入れており、スポーツ専門のコースがあるほどです。

野球部を覗いてみると、中学校の部活動にも関わらず50名以上部員が在籍しています。強豪校だけに、県内外問わず優秀な選手が集まっていることが見て取れますね。

そんな環境下で荻原吟哉は中学時代を過ごし、そこで彼の才能が発揮されます。2016年夏、2017年春に全国優勝に導くのです。その功績が認められ、中学3年生の頃にU-15侍ジャパンに召集された荻原吟哉は、そこでもアジア制覇という素晴らしい結果を残しています。

全国制覇や日本を飛び越え世界との闘いなど、中学生ながらプロ顔負けの経験値を積んでいる荻原吟哉。星稜高校に進学した後もその躍進は止まりません。

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かつてのライバルがチームメイトに!

星稜高校野球部と聞くと、だれもがあの有名選手を思い浮かべるのではないでしょうか。かつて巨人軍で活躍し、その後メジャーリーグでも成功を収めた、ゴジラこと松井秀喜です。

いくつもの逸話を残した松井秀喜ですが、高校時代にもそのスゴさを物語る逸話があります。高校生の頃に出場した甲子園で松井秀喜を恐れるあまり、相手チームから5打席連続で敬遠されたのです。

フェアかどうかはさておき、ここまで恐れられるほどのスラッガーであったということが分かりますね。そんな最強の選手を擁していた星稜高校。現在も甲子園の常連校として強さを誇っています。

荻原吟哉はその星稜高校に満を持して、2018年に入学しました。もちろん同世代の選手で荻原吟哉はトップクラスですが、実は同級生にもう2人トップクラスの選手がいます。1人は星稜中学時代からチームメイトとして切磋琢磨してきた内山壮真。そしてもう1人が、同じ石川県で松井秀喜と同じ小中学校出身の寺西成騎です。

寺西成騎は荻原吟哉と同じピッチャーで、中学時代には石川県内のライバル同士でした。初めて対戦した時は荻原吟哉選手がノーヒットノーランを達成し、荻原選手に軍配が上がっています。この2人に内山壮真を加えた3人はU-15侍ジャパンに召集されており、共にアジアを制した仲間でもあります。そんな石川県最強メンバーが、2018年にそろって星稜高校へ入学したのです。

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荻原吟哉が星稜高校で目指すのは全国制覇!

かつてライバルだった寺西成騎とは、同じチームになってもレギュラーをかけて変わらずライバル同士ではありますが、一歩マウンドを離れれば一緒に帰宅したり、変化球を教えあったりと、親友と呼べるような仲なのだそう。荻原吟哉は寺西成騎のことを「自分を高めてくれる存在」と語っています。

1年生の頃は先に寺西成騎がメンバー入りを果たし、夏の甲子園で背番号18を背負って出場。一方で、荻原吟哉はメンバー入りすら叶いませんでした。しかし、秋になると寺西成騎はスランプに陥り、荻原吟哉は神宮大会決勝戦で先発を任されるなど大きく躍進しています。

2年生になった今では内山壮真もあわせ、3人とも主力選手として活躍しています。星稜高校は2019年も春夏連続で甲子園に出場し、夏の大会では24年ぶりとなる2回目の準優勝を果たしました。良きライバルに囲まれながら切磋琢磨し、3年生になる2020年のセンバツは、甲子園優勝を勝ち取れるのか注目です。 

かつてKKコンビと呼ばれ、高校野球界をにぎわせた桑田真澄・清原和博のように、偉大な選手には得てしてその裏に良きライバルがいるものです。荻原吟哉はもちろん、寺西成騎、内山壮真と共に、未来の野球界を揺るがすようなスター選手になってほしいですね。

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