五十嵐カノアの家族は全員サーファー！インスタに彼女が？スポンサーと海を守る活動も！

2021年9月7日 更新

五十嵐カノアはアメリカ育ちのマルチリンガルサーファー！英語と日本語の他に話せる言葉は？

五十嵐カノアは本場・アメリカ仕込みのプロサーファー

プロサーファーの五十嵐カノア（いがらしかのあ）は、両親ともに日本人ですがアメリカで生まれ、現在もカルフォルニア州で生活しています。「カノア」という名前は、ハワイ語で「自由」という意味を持つ言葉が由来なのだそう。

アメリカで生まれ育った五十嵐カノアがサーフィンを始めたのは、3歳の時。サーファーの父親に影響され、ハンティントンビーチでサーフィンを覚えたといいます。初めてサーフィンをしたのが3歳の誕生日で、その日のうちに立てたというので驚きです。

6歳で出場した「Kids For Clean Waves」で優勝を果たし、9歳の時に最年少で強化選手に推薦され、USAチーム入りした五十嵐カノアは2010年に12歳で全米タイトルを獲得。翌2011年にアメリカのサーフィン、スノーボードブランド・Quicksilverと契約し、プロサーファーに。13歳でU-21プロジュニア優勝に輝きました。

幼少期から実力を発揮している五十嵐カノアは2021年に開催された東京オリンピックに日本代表として出場し、銀メダルに輝いています。

五十嵐カノアは英語と日本語の他に何語が話せる？

子供の頃から世界で活躍を続ける五十嵐カノアは英語と日本語に加え、ポルトガル語やスペイン語、フランス語の5ヶ国語を話せるマルチリンガルです。

日本語は日本人の両親から学び、英語は現地の学校で学び、ポルトガル語はブラジル人の友達から教わったのだとか。現在はフランス語を勉強中とのことです。

そんな五十嵐カノアは、学業も重視していた母の期待に応え、2年飛び級で高校卒業資格を取得した知性派でもあります。

2016年3月に公開された「NBC AsianAmerica」の記事には、試合がない間にオンラインカレッジの講座で勉強しているといった情報も掲載されていました。

これまでアメリカの選手として数多くのタイトルを獲得してきましたが、2017年12月25日に会見を開き、「日本代表として五輪に出たい」と発表した時は、日本のみならずアメリカでも様々な意見が飛び交い、注目を浴びました。

五十嵐カノアの背番号「50」は、「五十嵐」の名前にちなんで彼自身が選んだもの。アメリカで生活しながらも毎年日本を訪れており、日本人選手として世界の舞台で戦っている意思の表れなのかもしれません。

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五十嵐カノアの家族は全員サーファー？

五十嵐カノアの両親や弟もサーファー！東京オリンピックには日本代表として出場

五十嵐カノアの両親はアメリカ在住ですが日本人で、2人ともサーファーです。移住の地にカリフォルニアを選んだのは、サーフィンが盛んな土地で子供を育てたいという思いがあったのだとか。

小さな頃から光る才能を見せた五十嵐カノアがサーフィンが出場する各国の試合に同行するなど、両親は彼がサーフィンに専念できる環境を整えてきたといいます。

五十嵐カノアは、いつもそばで支えてくれた両親の母国である日本で金メダルをとるため、2018年に国際サーフィン協会へ国籍登録の変更を申請、東京オリンピックで正式種目となったサーフィンに日本代表として臨むことを選びました。

そんな五十嵐カノアの弟・キアヌもサーファーで、2019年5月11日の五十嵐カノアのインスタには弟の誕生日を祝う様子が投稿されています。2021年8月1日には両親との家族写真が「Family First」というコメントを添えてアップされており、家族仲は良いようです。

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五十嵐カノアのインスタには彼女の写真も！？

五十嵐カノアのインスタには元彼女や新恋人であろう女性の姿も

五十嵐カノアのインスタにはサーフィンをしている写真はもちろんのこと、プライベートショットも投稿されており、多くのファンが注目しています。インスタには、元彼女とのツーショット写真もアップされていました。

五十嵐カノアの元彼女は、ポルトガル人のテレサ・ボンヴァロ。2歳年下で、彼女もジュニアの大会で優勝するなどしているサーファーです。

2016年2月15日に投稿されていた彼女の写真に1年経ったとのコメントが添えられていたものの、2019年2月に雑誌「madame FIGARO.jp」のインタビューで恋愛について聞かれた時に、五十嵐カノアは「彼女はいない」と回答。その時点までには、ポルトガル人の彼女と破局していたようです。

その後、彼女の存在について公言はしていない五十嵐カノアですが、インスタには度々同じ女性と親密そうな距離感の写真が投稿されています。

五十嵐カノア自身のインスタでは複数枚の投稿の中にさりげなく含まれていることが多いようですが、イネス・マルケス・マトスというポルトガル語を使うこの女性のインスタには、ハグし合うツーショットなど五十嵐カノアが堂々と登場しています。

添えられるメッセージにも五十嵐カノアの名前が含まれており、特別な関係であることは間違いなさそうです。2021年2月にはYouTubeチャンネル「Inês Marques Matos」を開設しており、4月には動物園デートを楽しむ動画も投稿されています。

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五十嵐カノアは東京オリンピックで銀メダルを獲得！年収やスポンサーがすごい！

五十嵐カノア、東京オリンピック銀メダル獲得の裏には波乱の展開も

2021年7月27日に行われた東京オリンピックのサーフィン男子決勝にて、五十嵐カノアは銀メダルを手にしています。

当初、決勝は28日に開催される予定でしたが、台風8号の影響と国際サーフィン連盟のフェルナンド・アギーレ会長らの判断により、開催日は1日前倒しとなりました。

台風が迫る中、海は大荒れのコンディションとなり、開始早々に波にのまれたブラジルのイタロ・フェヘイラのサーフボードが真っ二つに割れて浮上するなど、トラブルも起きました。

しかしながらイタロ・フェヘイラは15.14点を叩き出して金メダルを獲得し、6.60と大差で五十嵐カノアは決勝に敗れ銀メダルとなりました。

サーフィンの場合、波に高さがあると大技にチャレンジしやすい反面、波の動きは予想不可能なため試合中に望む波をつかめないということもあります。

準決勝では「エアリアル」の大技を決めた五十嵐カノアですが、決勝では大波に恵まれず結果が出せませんでした。それが惜しくも銀メダルとなった原因だという説もあります。

決勝戦後、五十嵐カノア自身「チャンスがなかったことが悔しい」ともコメントしています。

五十嵐カノアの年収は？スポンサーとの海を守る活動もかっこいい！

五十嵐カノアには多くの企業スポンサーがついていますが、ダイナミックに波に乗る姿はインパクトが大きく、動画でのプロモーションに積極的に起用されています。

スポンサーの1つであるRed Bullがアスリートを追ったドキュメンタリービデオにも出演し、彼のこれまでの葛藤や家族への思いを語っていました。

また、資生堂が展開している、海の環境を守るビーチクリーン活動などを行う「SHISEIDO BLUE PROJECT」のアンバサダーとしても活躍しています。

五十嵐カノアと資生堂のサンケアがコラボした動画は、より良い海洋環境を目指す意識が世界レベルで高まっていることを認識させてくれると評判です。

海を舞台に世界的活躍を見せる五十嵐カノアだからこそ、観る者の心に響くのではないでしょうか。

それ以外にも、12歳から現在までサーフィンブランド・Quicksilverがスポンサーとして五十嵐カノアを支えており、さらにAudiやVISAなどといった大手企業もバックアップについています。

多数のスポンサーと華々しい戦績から、年収も相当な金額なのではとささやかれることもあります。米大手総合情報サービス会社ブルームバーグの情報によると、五十嵐カノアの2019年の収入は約2億2000万円とのこと。2021年の時点で、スポンサーフィを含めた年収は5億円に上るともいわれています。

17歳でカリフォルニアに自宅を購入し、ポルトガルにも別荘が2軒あるという五十嵐カノア。莫大な収入や手を挙げるスポンサーの多さは、それだけの実力と魅力がある証と言えるでしょう。

その才能もどこまで伸びていくのか、将来が楽しみな選手です。

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