2021年2月8日 更新
橋爪功の性格に隠された俳優業を続けられる秘訣とは?賞獲得の演技は共演者も絶賛!
◆出身:大阪府
◆身長:168cm
◆血液型:O型
◆所属事務所:円企画
橋爪功が語った俳優業を長く続ける秘訣とは?
橋爪功(はしづめいさお)は、2021年で80歳を迎える大御所俳優です。
1960年代から俳優活動を始め、2010年代に入った現在も多くの作品に出演。「意欲のある役者を続ける」と語り、年を重ねても俳優として貪欲な姿勢をみせています。
健康でなければ気力や創造力が衰えてしまうため、体調管理にも気を配っているという橋爪功。また、長く俳優業を続ける秘訣は「小さな事柄にこだわらない」と語っています。
クヨクヨせず日々を過ごす大らかな橋爪功の性格が、傘寿を迎える年齢まで演劇界の第一線で活躍できている大きな理由のひとつのようです。
橋爪功はアカデミー賞俳優!演技力を共演者も絶賛
橋爪功は長い俳優キャリアの中で、多くの賞を受賞しています。
「日本アカデミー賞」では優秀助演男優賞、優秀主演男優賞ともに2回受賞。映像の世界だけでなく舞台での演技も評価され、2011年には「第46回紀伊國屋演劇賞」の個人賞にも選ばれました。
橋爪功の演技力は共演者からも絶賛され、俳優の井上芳雄は声の強弱やテンポを変える細かい演技力に「すごい」と尊敬の念を抱いたのだとか。また、橋爪功に「お客さんではなく、僕に向けて演技してほしい」と言われたことが、舞台俳優としての成長につながったとも明かしています。
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橋爪功の息子・橋爪遼の現在は?逮捕で芸能界引退?
橋爪功の息子・橋爪遼は2017年6月、覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕されました。
橋爪遼も父親の橋爪功と同様に俳優として活動していましたが、逮捕の影響で出演映画「たたら侍」が上映中止に。介護士の竜村剛役で出演していたドラマ「やすらぎの郷」も降板となりました。
橋爪功は息子の逮捕について「突然のことで気持ちが追いついていない」「話すべき言葉が見つからない」と戸惑いを見せながらも、「本人も大人ですので、自らの責任で正しく対処していって欲しい、親としてはそれを願うばかり」と、直筆のコメントを発表。その後、芸能活動の自粛を表明しています。
被告となった橋爪遼の公判は、同年10月に行われました。検察は2011年にも薬剤使用の嫌疑がかかっていたことを挙げ、再犯の可能性が高いとして懲役1年6ヶ月を求刑。弁護側はこの時に不起訴となっていたこと等を理由に、執行猶予を求めました。
逮捕を受けて所属事務所のワタナベ・アクトゥールに解雇され、公判でも「今は無職」と答えていた橋爪遼。初公判が行われた翌月の2017年11月に懲役1年6ヶ月、執行猶予3年の判決が下され、「関係者にご迷惑をかけた。二度と使用しない」と更生を誓っていました。
公式ブログ「橋爪遼の徒然のんびり日記」も閉鎖され、橋爪遼が現在どうしているのかという情報は見つかりません。逮捕されるまでは橋爪功とともに実家で生活していましたが、薬物依存を断ち切るために更生施設で過ごしていた可能性も十分に考えられます。
2020年11月に3年の執行猶予が満了になり、橋爪功も父親として胸をなでおろしているのではないでしょうか。
橋爪功の長女も芸能界へ
橋爪功は若い頃に結婚し、長男・橋爪貴明をもうけましたが、後に離婚。舞台での共演をきっかけに、女優・小川眞由美と交際に発展し、結婚しています。
ところが小川眞由美ともその後離婚し、一般女性との再々婚を発表。現在の妻は一般女性のため情報はありませんが、長男・貴明の誕生から20年後に橋爪遼が誕生しました。
橋爪功と現在の嫁との間には長女・橋爪渓も誕生。娘は兄と父親と同じ芸能界に進み、女優として活動しています。
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橋爪功のドラマ出演は地上波から有料放送まで様々!映画・舞台では主役に
橋爪功のドラマといえば2時間サスペンス!朝ドラやNHK大河にも多数出演
橋爪功は2時間枠のサスペンスドラマによく出演していることでも知られ、シリーズ化された主演ドラマも多数に上ります。
京都日報・京都府警記者クラブの杉浦恭介役を演じた「京都迷宮案内」「新・京都迷宮案内」は、それぞれ第5シリーズまで放送。普段はおかしな訛りで喋る飄々とした雰囲気ながら、捜査の核心に迫るシーンではキレ者ぶりを見せる警部補を演じた野呂盆六のシリーズは「刑事・野呂盆六」がTBS系列、「天才刑事・野呂盆六」がテレビ朝日と局をまたいで制作され、作品の人気ぶりを物語っています。
また、フランキー堺に代わって主演の柊茂を演じた「新・赤かぶ検事奮戦記」も、1994年から2005年まで10年以上にわたって「土曜ワイド劇場」で放送された人気シリーズです。
そんな橋爪功はNHKドラマでも多くの作品にキャスティングされ、朝ドラは2020年までに「すずらん」「まんぷく」など6作品に出演。大河ドラマも1966年の「源義経」で初出演して以降、1979年の「草燃える」、1995年の「八代将軍吉宗」など6作品で起用され、2003年放送の「武蔵 MUSASHI」ではナレーションを務めました。
「武蔵 MUSASHI」の主演は、当時市川新之助を名乗っていた市川海老蔵。大河ドラマ40周年とNHKテレビの放送開始50周年を記念して制作された作品で、三浦春馬も最初に武蔵の弟子になる城太郎役で出演しました。
そうした地上波のドラマでの活躍に加え、橋爪功はWOWOWの「CO 移植コーディネーター」「沈まぬ太陽」など、有料チャンネルのドラマにも出演しています。
橋爪功は大ヒット映画「家族はつらいよ」シリーズでは主演を担当!舞台でも活躍!
橋爪功は名バイプレイヤーとして活躍する一方、映画や舞台でも様々な作品で主役を務めています。
2013年1月公開の映画「東京家族」では平山周吉役で主演。山田洋次が監督を務めた同作で、橋爪功は2014年の「日本アカデミー賞」優秀主演男優賞を受賞しました。
「東京家族」と同じキャストが再び家族を演じた主演映画「家族はつらいよ」も山田洋次の監督作品で、同作は2016年から2018年までに3作がシリーズで公開されています。
さらに、橋爪功は舞台の世界でも「レインマン」「ゴドーを待ちながら」など世界的な有名作品に加え、自身が所属する演劇集団・円の公演作品に数々出演。また、演出家・野田秀樹と演じた「し」、ミュージカル界で山崎育三郎と並ぶ人気を誇る井上芳雄と初共演した「謎の変奏曲」など、二人芝居も好評でした。
橋爪功にとって2021年は80歳となる節目の年ですが、まだまだ現役で多くの俳優に影響を与える存在として、活躍する姿を見せてくれそうです。
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