秋山奈津子の夫は白井晃!舞台「出口なし」は夫婦合作

秋山奈津子の夫は白井晃!映画「ピカ☆ンチ」で大野智とキスシーン?!

秋山奈津子の夫は白井晃!家族観について語る

実力派女優として多くの作品に出演する秋山奈津子。舞台からテレビドラマ、映画などに幅広く出演し、読売演劇大賞で最優秀女優賞を獲得したこともあります。秋山奈津子は、46歳だった2010年に結婚したことを発表しました。

お相手は、俳優としてはもちろん、舞台などの演出家としても知られている白井晃。同じ芸能プロダクション、エー・チームに所属している2人の馴れ初めは公表されていませんが、白井晃にとっては2度目の結婚です。2人の間に子供はいないようです。

秋山奈津子は、2014年に出演したドラマ「家族狩り」のインタビューで、家族についての価値観を語っています。曰く、家族は「濃くて薄いもの」。血縁関係になくても家族であることには変わりないけれど、ふとした瞬間に脆いものになるのも家族だという考えを明かしました。

秋山奈津子が映画「ピカ☆ンチ」で大野智とキスシーン?!

秋山奈津子が出演した映画「ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY」は、大人気アイドルグループ嵐のメンバーが全員出演していることで注目を集めました。秋山奈津子が演じた高野君江という登場人物は、家庭がありながら、大野智演じるハルに惹かれてしまい、不倫関係になる大人の女性。魅力あふれる年上女性を堂々と演じましたが、とりわけ話題を呼んだのは、秋山奈津子が大野智の頬にキスをするというシーンです。

大野智は、俳優業もしているものの、あまりキスシーンをしないことで知られていたため、ファンの間で大きな反響を呼びました。こうして今もなお、頬に唇が触れるだけの描写ですが、「キスシーン」として語り継がれています。とはいえ、大野智や嵐のファンからバッシングされたということはなく、年齢差のこともあってか、「可愛らしいキスシーンだった」と高評価を得ています。

秋山奈津子が大河「西郷どん」でキーマンのユタ役に!舞台「キャバレー」で星野源と共演

秋山奈津子が「西郷どん」でユタ役を演じて話題に!与えられた役割とは

秋山奈津子は、2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」に出演し、その役どころで大きな注目を集めました。秋山奈津子が演じたのは、沖縄や奄美大島などで昔から活躍してきた能力者「ユタ」の役。二階堂ふみ演じる西郷隆盛(西郷吉之助)の2番目の妻とぅま(愛加那)の良き相談役として登場することが多く、神からのお告げや未来を予知する能力による重要な予言を繰り返しました。

ユタは、実は医師や産婆としての役割も持つなど、当時の沖縄や奄美大島の人々の生活から切り離せない重要な存在で、作中でもキーマンとしての存在感を十分に発揮しています。西郷家や薩摩藩、徳川家一門など歴史に影響を与えた登場人物が多い「西郷どん」。秋山奈津子は、「(ユタは)歴史に名を残すようなキャラクターではないけれど、大きな影響を与えた1人として重要な役割を担っている」と語っています。

秋山奈津子が舞台「キャバレー」で星野源と共演

秋山奈津子は、2017年に、松尾スズキ演出・長澤まさみ主演で上演されたミュージカル「キャバレー」に出演しています。「キャバレー」は、ブロードウェイでも舞台化されたことのある人気ミュージカルで、日本でも、過去に何度か公演が行われてきました。実は、松雪泰子がヒロインを務めた2007年バージョンの舞台「キャバレー」も出演している秋山奈津子は、2017年版と同じく、シュナイダー夫人として登場しています。その2007年の公演には、今や大人気のミュージシャンで、俳優や文筆家としても名高い星野源も出演していました。現在でこそ大人気の星野源ですが、2007年当時は、俳優としての活動はほとんどしておらず、いちミュージシャンとしての抜擢だったようです。

秋山奈津子は良き妻であり良き女優!夫とつくり上げる最高の舞台とは

2019年1月から公演の舞台「出口なし」に、秋山奈津子が出演します。登場人物がわずか3人というこの舞台で、ダンサーの2人に加え、秋山奈津子が唯一の女優枠で出演するほか、演出を担当するのが夫の白井晃。タイトル通り、出口のない密室空間に3人の人間が閉じ込められ、自身の姿を把握するための鏡なども一切ない閉鎖的な空間を描いた「出口なし」は、実存主義をベースにした哲学的な内容です。

夫が演出を担当し、妻が夫の思い描くものを具現化するというと、仲良しエピソードに聞こえてしまいがちですが、秋山奈津子と白井晃は夫婦という枠を超えて演出家と女優という関係性を大切にしています。一番よく知る人物と一歩引いた視点から組むことができるのは、さすがベテランの実力派女優と言わざるを得ません。

若手俳優やアイドルなども舞台をこなすようになり、昔に比べるとかなり身近になった印象のある舞台という世界。そうした風潮の中で、尊敬しあう夫と妻、そして演出家と女優という絶妙な関係性で作り上げられる「出口なし」は、新旧の舞台ファンが満足できる作品になることでしょう。

夫である白井晃以外にも、長塚圭史や栗山民也、松尾スズキ、ケラリーノ・サンドロヴィッチなど、日本を代表する演出家からも愛されてきた秋山奈津子。日本の舞台界を支えるだけでなく、けん引する存在としても、今後ますますその存在感を増していくに違いありません。

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