木村文紀が外野手転向に成功した理由とは？イケメンカルロスの嫁も美人と評判

木村文紀は渡辺久信二世と呼ばれていた？投手時代の成績は？

木村文紀は投手時代「渡辺久信二世」と呼ばれていた？

木村文紀（きむらふみかず）は、埼玉西武ライオンズで活躍するプロ野球選手です。2009年シーズンまで本名の木村文和でプレーしていましたが、シーズンオフの同年12月、契約更改交渉後の会見で現在の木村文紀に登録名を変更すると発表しました。

この頃は投手としてプレーしていた彼はなかなか一軍で起用されても抑えきれずに結果を残せず、先発ローテーションに定着できないシーズンが続いていました。プロ3年目の2009年シーズンも防御率8.56に終わっており、後がないと覚悟して来シーズンに臨むという決意を、登録名の変更で示した形です。改名に至った理由について、木村文紀は「来年は勝負の年なので、気持ちを一新して頑張りたいと思って決めました」と語っています。

そんな木村文紀は小学校からソフトボールを始め、エースとして活躍しました。加えて肩も強く、打者としても1番で打率7割を超えるという驚異的な記録を残しています。

埼玉栄高校でも2年からチームのエースとなりましたが、県大会で決勝まで進みながら敗れ、センバツ出場は叶いませんでした。しかしながら最速148キロの速球を投げ、バッティングでも高校通算33本塁打を記録する長打力がプロの目に留まり、2006年9月に行われたドラフト会議で西武ライオンズが外れながら1位指名。推定契約金7000万円、推定年俸700万円でプロ入りを果たしました。

ライオンズが木村文紀に与えた背番号は41。当時ライオンズの監督を務めていた渡辺久信が現役時代に着けていた背番号です。速球で押す投球でライオンズの黄金時代を支えた渡辺久信と投球スタイルが似ていたことから、木村文紀は「渡辺久信2世」「ナベQ2世」と言われていました。

木村文紀の投手時代の成績は？

投手としてプロ入りした木村文紀はプロ1年目の2007年から2010年シーズンまで不調と怪我に悩まされ、一軍ローテーション入りを果たせずにいました。2011年シーズンは初の開幕一軍入りが期待される好調ぶりを見せたものの、事故による故障で出遅れ、7月に一軍昇格となります。

このシーズンは投手コーチの指導により制球も安定し、待望のプロ初勝利も記録。プロ入り後最多の21試合に登板し、防御率も2.88と大きく向上しました。一軍への定着が期待された翌2012年シーズン、4月に一軍登録された木村文紀でしたが開幕前に腰痛を発症したことなども影響して成績が伸びず、5月下旬に二軍降格となります。

以降一軍昇格はないまま、9月に外野手への転向を発表した木村文紀は、この年のオフに渡辺久信から受け継いだ背番号41も返上し51に変更。新たな気持ちで翌シーズンへ向かうこととなりました。

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木村文紀の愛称はカルロス！？結婚した嫁も美人と評判

木村文紀の愛称はカルロス！？その由来や名付け親は？

まるでハーフを思わせる彫りの深さで、イケメンぶりにも定評のある木村文紀。そんな彼のことを、当時のライオンズ監督・渡辺久信は入団した当初から「カルロス」と呼んでいるのだそう。

渡辺久信いわく、木村文紀の濃い顔立ちがラテン系のようだというのがカルロスと呼び始めた理由だといいます。これを機にチームメイトのみならず、今ではライオンズファンにもおなじみのニックネームに。木村文紀がトークショーに参加すると、会場のファンから「カルロス！」と声がかかることもあるようです。

ニックネームで気軽の声をかけられるのは、それだけ木村文紀が親しみやすい気さくな人柄であることも大きいのではないでしょうか。

木村文紀の結婚した嫁はどんな人？あの美人タレントとそっくり！？

木村文紀は2016年の12月8日に都内で婚姻届を提出し、結婚したことを翌日に球団を通じて発表しました。気になるお相手は埼玉県出身の一般女性で、彼よりも2歳年上の姉さん女房なのだとか。

知人の紹介で2014年9月に出会い、木村文紀は眞鍋かをりに似ているという嫁に一目惚れ。3ヶ月後から交際をスタートし、2016年7月に旅行先の草津温泉プロポーズしたといいます。

木村文紀からのプロポーズを喜びのあまり涙ぐみながらOKした嫁は、アスリートの夫を支えるため栄養学を学ぶなど、内助の功を発揮。そんな愛妻の好きなところを聞かれた木村文紀は「いつもニコニコしていて優しいところ」と答えています。

エピソードからも仲良しぶりが伝わってくる2人の間には2020年3月2日、第一子となる男の子が誕生しました。身長183cm、体重88kgと体格の良い木村文紀が生まれたばかりの小さな我が子を抱いて見つめるインスタ写真には、ファンからたくさんの祝福コメントが寄せられています。

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木村文紀の年俸が大幅アップ！外野手へのコンバートが成功した納得の理由とは？

木村文紀の長打力は地道な素振り練習の賜物だった！

2012年シーズンの途中に投手から野手に転向した木村文紀は、自身と同じように投手としてプロ入りした後、野手へ転向している選手やコーチに結果を出すためのアドバイスを求めました。

相談した相手から例外なく「バットをひたすら振ることが重要」と助言を受けた木村文紀は、1700回のスイングを1日のノルマと決めます。毎日黙々と繰り返すスイングに手の皮は入浴が辛くなるほどボロボロに剥け、体重も投手時代より10kgも減ったそうですが、それでも弱音を吐かずにやり抜き、フィジカルを強化した木村文紀は元々の強肩と長打力も手伝い、野手へのコンバートに見事成功しています。

木村文紀の年俸が倍増！打撃好調でスタメン入り

2018年シーズンから背番号を「51」から「9」に変更。この年は75試合の出場に留まった木村文紀ですが、ここ一番の勝負強さを見せたことが評価され、2019年シーズンの契約更改は前年から500万増の2360万円に。レギュラー定着を期待されて臨んだ2019年シーズンは自身最多の130試合に出場し、右翼でのレギュラー獲りも叶えています。

そうした活躍が実を結び、2020年シーズンの年俸は倍増に近い4500万にアップした木村文紀。プロ14年目となる2020年シーズンはさらなる飛躍に期待がかかります。開幕前の練習試合では7試合の出場で7打点、打率は4割と好調な木村文紀は開幕一軍入りも果たし、6月23日からのソフトバンク戦では3試合連続安打を記録しています。6連戦でどこまで連続安打を伸ばせるか、パパになって迎えるシーズンでの活躍に注目です。

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