神山清子は陶芸家!朝ドラ「スカーレット」のモデルに?作品の特徴は?

神山清子は陶芸家!骨髄バンクの立ち上げにも尽力していた?

神山清子は陶芸家!女性陶芸家は希少な存在だった?

神山清子(こうやまきよこ)は陶芸の第一人者とも言われていますが、彼女が作陶を始めた頃、神山清子の他に女性陶芸家はいませんでした。当時は窯場に女性が入ると汚れると言われ、絵付けの仕事は許されても、女性が窯焚きをすることはできない時代だったのです。

それでも神山清子は、途絶えてしまった古信楽を再現したいという熱い思いから、夫の反対を押し切ってまで陶芸の道に進みます。陶芸家として生きることには様々な苦難もありましたが、現在のように女性陶芸家が活躍するようになったのは、神山清子の存在があったからです。

神山清子が骨髄バンクの立ち上げに尽力!そのきっかけは?

神山清子は、骨髄バンクの立ち上げに尽力したことでも知られています。彼女が骨髄バンクの必要性を強く感じたのは、長男が白血病を患ったことがきっかけでした。

神山清子の長男・賢一は母親と同じ陶芸の道へ進みましたが、29歳の時に慢性骨髄性白血病と診断されました。神山清子は息子が骨髄移植を受けるためのドナー探しに奔走。無事ドナーが見つかった息子は骨髄移植を受け、回復に向かうと思われましたが、2年後に若くして短い生涯を閉じています。

息子を失うという悲しい経験から、神山清子は骨髄移植を待っている人たちの手助けをしたいと立ち上がり、現在は「滋賀骨髄献血の輪を広げる会」の代表として、骨髄バンクの登録普及活動を続けています。

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神山清子が編み出した「信楽自然釉」とは?彼女のプロフィールや経歴を紹介

神山清子が編み出した「信楽自然釉」とは?

神山清子は5~6年かけて、「信楽自然釉(しがらきしぜんゆう)」という独自の作品に取り組みました。信楽自然釉とは、自身の工房近くにある古代の穴窯(あながま:地中や斜面を掘って作った焼物用の窯)から見つかった焼き物からヒントを得て、信楽の土を使い釉薬を全くかけないで焼くという方法で、2週間以上も薪を使って窯焚きをします。

こうして焼き上げられた神山清子の作品は、釉薬をかけていないにもかかわらず、緑や赤、白、黄色など独特な色を発しています。迫力のある作品の数々は、信楽町にある神山清子の陶房「寸越窯(ずんごえがま)」で見ることができます。

神山清子のプロフィールや経歴を紹介!

神山清子は1936年8月2日、長崎県佐世保市に生まれました。幼い頃から父親の仕事の都合で各地を転々とした後、滋賀県信楽町に落ち着き、地元の中学を卒業後、和洋裁学校に入学します。

卒業後は美術系の大学に進学したいと考えていた神山清子でしたが、父親に反対されて断念。陶器の絵付け助手として働くことになり、陶器会社に入社して絵付けの仕事をしていました。

その後、神山清子は27歳で独立し、陶芸家としての道を歩み始めました。そして、1975年に「信楽自然釉」を発表。スペインや台湾などで個展を開くようになり、海外の展覧会にも作品を出展しています。

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神山清子が朝ドラ「スカーレット」のモデルに!他にも半生を描いた作品があった?

神山清子は、2019年9月30日から放送がスタートするNHK朝の連続テレビ小説「スカーレット」で戸田恵梨香が演じるヒロイン・川原貴美子のモデルになっていると言われています。実際のところ、ヒロインのモデルは設定していないという話もありますが、神山清子を取材し、同作を制作するにあたってのヒントにしているのは事実のようです。

「スカーレット」の舞台になっているのは信楽。そして、女性陶芸家の川原貴美子が独自の信楽焼を生み出そうとしているあたりは神山清子そのもの。彼女が子育てをしながら陶芸を続けてきた姿を参考にしたということは、NHKのドラマ制作者も語っています。

神山清子の半生を描いた作品は、これまでにもありました。2002年12月に「母さん子守歌うたって 寸越窯・いのちの記録」という本が出版され、2005年1月には同書を原作にした映画「火火(ひび)」が公開されました。この映画は事実に基づいた作品で、神山清子を田中裕子、長男の賢一は窪塚洋介の弟・窪塚俊介が演じています。

「火火」で描かれていたのは、神山清子と長男・賢一の親子愛。陶芸に対する親子の情熱と、白血病を患った息子のために骨髄バンクの発足に尽力する神山清子の姿を中心にストーリーが進んでいきます。同作のロケは神山清子の陶房「寸越窯」で行われましたが、「スカーレット」でもここでの撮影があるのか気になるところです。

2019年9月現在で83歳の神山清子ですが、今も元気に活動しています。「寸越窯」を訪ねれば、彼女が一点ずつ精魂込めて制作した「信楽自然釉」の見学や購入ができるだけでなく、神山清子から展示作品の説明を受けることもできるそう。ただ不定期でお休みもあるようですので、あらかじめ連絡をした上で訪問することをお勧めします。

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