京極おきなはアーティスティックスイミング日本代表！名前が気になる？

2021年8月18日 更新

京極おきなはアーティスティックスイミング（シンクロ）で活躍！高校生で代表入り

京極おきなはアーティスティックスイミングの選手！

京極おきな（きょうごくおきな）は、アーティスティックスイミング界における希望の星です。東京オリンピックにも、日本代表チームの一員として出場しました。

アーティスティックスイミングは、シンクロナイズドスイミングから改名した種目。2017年7月に国際水泳連盟が変更を発表し、これを受けて2018年4月より日本水泳連盟も種目名を変更しました。アーティスティックスイミングの日本代表チームは、マーメイドジャパンの愛称で親しまれています。

京極おきなは、日本代表のコーチを務める井村雅代のスクールに通う秘蔵っ子です。彼女の活躍が、今後の日本アーティスティックスイミングに大きな影響を与えることでしょう。

京極おきなは高校生で代表入りした逸材！ジャンパーとして活躍！

京極おきなは身長163cmと小柄ながらも、アクロバティックな演技を見せ「ジャンパー」として活躍しています。得意の高速回転が評価され、2017年9月に日本代表入りを果たします。

チーム初となる2000年以降生まれのメンバーという点でも、注目を集めました。2018年4月29日に開催された「ジャパンオープン兼日本選手権」では、代表デビュー戦で見事優勝を飾っています。

コーチを務めた井村雅代も「回転が速い。日本の中で一番ジャンパーに適した選手」と太鼓判を押しており、日本アーティスティックスイミング界が誇る逸材です。

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京極おきなの名前は「翁」で珍しい？出身地は大阪！

京極おきなの名前は「翁」で珍しい？

京極おきなの本名は、漢字で「翁」です。文字自体の意味は「男の老人」を指すため、女性の名前で使われるのは珍しいことです。由来が気になるところですが、現在はひらがな表記で「おきな」と表記していることから、可愛らしい印象を与えています。

苗字の京極も「日本一カッコ良い苗字ランキング」第3位に選ばれるなど、インパクトの大きな名前です。彼女の活躍に比例してメディアに名前が挙がる機会も増えていますが、京極おきなという名前は印象に残りやすく、アーティスティックスイミングを知るきっかけになることもあるようです。

京極おきなの出身地は大阪！高校や大学は？

京極おきながアーティスティックスイミングを始めたいと考えたきっかけは、2003年の「世界水泳選手権」を観たことです。10歳の頃から競技を始め、地元大阪のスポーツ名門校である近畿大学附属高校に入学。そして大阪高校総体で見事に優勝します。高校卒業後は近畿大学経営学部に進学しました。

大阪出身であったことも、運が良かったと言えるでしょう。大阪は、日本代表のコーチを務める井村雅代の地元で、井村アーティスティックスイミングクラブの所在地です。恵まれた環境の中、早くからアーティスティックスイミング界で才能を磨いた京極おきな。彼女にとっては、日本代表入りも必然的なものだったのかもしれません。

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京極おきながアーティスティックスイミング日本代表として東京2020オリンピックに出場！

京極おきなが日本代表・マーメイドジャパンの一員に！

京極おきなは、東京オリンピックのアーティスティックスイミング日本代表に選出されました。2021年5月に行われた「日本選手権」で日本代表チームは、93.6667点という高得点を獲得。京極おきなは「五輪ではみんなが楽しめて、鳥肌が立つような演技をしたい」と意気込みを語っていました。

アーティスティックスイミングは、定められた8つの動きを順番に泳ぐテクニカルルーティンと、曲に合わせて自由な演技を披露するフリールーティンの合計得点を競う競技です。動きが揃っていることに加え、スピード感や高さも重視されるようになっています。京極おきなはダイナミックなジャンプが得意で、持ち味を発揮できるか注目されていました。

京極おきなが出場した東京オリンピックの結果は？

京極おきなが出場したアーティスティックスイミングチーム戦は、2021年8月6日と7日に行われました。

オリンピックの終盤とあって注目度もアップ。8月6日にテクニカルルーティンが行われ、空手をテーマにした力強い演技で、日本は93.3773点を獲得。続く8月7日に行われたフリールーティンのテーマは、祭り。水着にも「祭」の文字があしらわれ、アップテンポな祭囃子（まつりばやし）に乗せて華麗な舞いを披露しました。2019年には阿波おどりに参加して表現力を磨いたといいます。

結果は94.9333点でテクニカルルーティンとの合計は188.3106点となり、総合4位に。惜しくも、2016年に開催されたリオデジャネイロオリンピックに続くメダル獲得は叶いませんでした。

最年少にしてジャンパーを任された京極おきなは、試合後のインタビューで「すっごい緊張しました」とコメント。演技が始まってからについては「練習をいっぱいしてきたので、緊張よりもそれを出し切ろうと精いっぱい頑張りました」と、集中して臨むことができたようです。前半の大きなジャンプを美しく決めており、「最初の勢いというのをつくりだせた」と振り返っています。

日本チームの演技は同時性に定評がありますが、アーティスティックスイミングと改名してから、より芸術性が求められるようになりました。東京オリンピックをもって、日本代表のコーチを務めた井村雅代が退任を表明しています。これまでの強みを維持しながら、チームとしても挑戦を重ねていくことになるのでしょう。新しい時代を切り拓く存在として、京極おきなに期待がかかっています。

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