乙武洋匡が選挙に再挑戦!完全無所属から国政に届くのか

乙武洋匡が選挙に再挑戦!完全無所属から国政に届くのか

乙武洋匡が選挙に出馬!激戦区東京で無所属を選択したワケは?


乙武洋匡のプロフィール
◆生年月日:1976年4月6日
◆出身:東京都
◆身長:107cm
◆血液型:A型
◆出身大学:早稲田大学

自身の仰天スキャンダルで政界進出を断念

2022年5月19日、同年夏に行われる参院選に出馬することを、自身のYouTubeチャンネルで発表した作家・乙武洋匡(おとたけひろただ)。2015年にも出馬を表明し、自民党の目玉候補として注目されました。

しかし、既婚者でありながら5人もの女性と不倫していたという致命的なスキャンダルで立ち消えに。世間から大バッシングを受けた乙武洋匡は、謹慎に加えて妻とも離婚。「もう二度と社会的に誰かの役に立つことはないんだろうと思った」と、インタビューで当時を振り返っています。

有名人ぞろいの東京選挙区に無所属で出馬

驚きの絶倫ぶりを世間に晒して失った社会的信用を取り戻すため、乙武洋匡は2018年から「義足歩行プロジェクト」に参加します。すると声援も徐々に増え、改めて政治家を目指すきっかけになったのだそう。しかし、政党からの立候補では応援しにくいとの声も上がっていたため、あえて完全無所属での立候補を決意します。

東京選挙区といえば現職の蓮舫をはじめ、れいわ新選組代表の山本太郎、元おニャン子クラブの生稲晃子と、有名人が多く名を連ねる激戦区。乙武洋匡は自分の知名度に頼らず、正攻法で有権者たちへ街頭演説を行い、のぼりをくくり付けた電動車椅子で移動しながら練り歩く姿がメディアで報じられています。1人でも多くの有権者に声を届けることが、得票数に繋がりそうです。

乙武洋匡は議員になれるのか?ひろゆきの応援にも注目が集まる

乙武洋匡が議員になるため始めた政治活動とは?

2022年6月22日に公示され、翌7月10日に投開票が行われる「第26回参議院議員選挙」に無所属で出馬を表明した乙武洋匡は、同年5月21日から意欲的に街頭演説を開始。無所属ならではの苦労を体験しながら手探りの政治活動ですが、初街頭演説では70人近くの聴衆が集まりました。その後ボランティアを募ると、一般参加希望者は600人を超えたのだそう。温かい人々の手を借りながら、演説で練り歩く範囲を広げているようです。

乙武洋匡は街頭演説の中で、「私にいろんな思いを聞いてもらいたいという方がたくさんいらっしゃる。そういう人たちの思いを国政に反映させたいというのが根幹にあります」と語っています。聴衆から質問を募りながら訴えかける演説のスタイルが、はたして本当に国政でも活かされるのかが気になります。

乙武洋匡の選挙活動を論破王・ひろゆきもサポート?

2ちゃんねるの開設者として知られる実業家・ひろゆき(西村博之)は、以前から親交のある乙武洋匡の政治活動に関心がある様子を示しています。ひろゆきが選挙に関わるのかを記者に尋ねられた乙武洋匡の反応を報じたネットニュースを引用し、ひろゆきは「やるやるー。」とツイート。これには乙武洋匡も驚いたようです。

幅広い世代のファンを獲得しているひろゆきが、選挙にどのような影響を与えるのかにも注目です。

乙武洋匡が政治家を再び志した理由とは?

乙武洋匡が政治家を目指す理由を告白。選択肢が増える社会を目指して

スキャンダルで一度は政治家への道を断念した乙武洋匡。当時から、誰もが境遇に左右されない、選択肢が平等にある社会を目指していました。その思いは、再び出馬を決意するまで変わっていなかったようです。

2022年5月20日、乙武洋匡が出馬表明を行う会見の場所に選んだのは、義足歩行に挑戦した「OTOTAKE PROJECT」でトレーニングを重ねた新豊洲Brilliaランニングスタジアム。思い入れの深い場所に義足を着けて登場し、スキャンダル報道後は日本から離れることもあったものの「やはり諦められませんでした」と政治への思いを告白しました。

乙武洋匡が義足で出馬表明「誰もが自分の人生を選べる社会に」

政治家になって「選択肢が少ないことによって、自分の人生を諦めざる負えない方が多くいる。私はこれを何とかしたい」と語った乙武洋匡は、具体的な政策についても「選択肢」というキーワードを多用。基本方針では、教育や福祉関連で「選択肢を増やす」ことを重視したいと考えているようです。

「私は一人ひとりに適した選択肢を用意することで、いま抱えている生きづらさを解消していきたい。そして誰もがチャンスを与えられ、誰もが自分の人生を選べる社会にしていきたい。それこそが、まさに『政治』の仕事だと思っています」と訴えた乙武洋匡。理不尽な境遇で何かを諦めた経験がある人にこの言葉が届けば、激戦必至の東京選挙区で勝機が見えてくるかもしれません。

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