たぬかなは史上2番目の女性プロゲーマー!実力はどれくらい?獣道弐の激闘とは?

2020年3月26日 更新

たぬかなは史上2人目の女性プロゲーマー!実力はどれくらい?

たぬかなはCYCLOPS athlete gamingに2016年から所属するプロゲーマーです。徳島県徳島市の出身で、1992年11月21日生まれ。本名は谷加奈といい、国内で活動する女性のプロゲーマーとしては、史上2人目です。

たぬかながプレイするのは“格ゲー”と呼ばれる格闘ゲームで、中でも主に「鉄拳」のプレイで知られています。150cmと小柄で可愛らしいルックスも注目を集め、ゲーム業界は男性の割合が多いということも手伝って話題になりました。

しかし、たぬかなが話題となったのは、決して可愛らしいビジュアルだけではありません。2016年に中国で行われた「Douyu U-League 3 The King of World 鉄拳TAG2 」で優勝。翌2017年には「鉄拳ワールドツアー 東アジアオンライントーナメント PS4版 鉄拳7」で準優勝。2018年も、シンガポールで行われた「South East Asia Major 2018 鉄拳7」で13位入賞など、数々の国際大会で好成績を収めています。

キュートなルックスと実力の高さを兼ね備えるたぬかなはグローバルな人気を誇り、タイで開催された「ThaigerUppercut Championship 2017」では多数のファンに囲まれ、サインと撮影会に2時間以上も要したそうです。また、2018年10月にはバラエティ番組「マツコ会議」で取り上げられるなど、世間的知名度もアップしています。

プロゲーマーとして輝かしいキャリアを持つたぬかながゲームに没頭するようになったのは、高校生の時だったといいます。たぬかなは当時建築系の高校に通っていたこともあり、友人はほとんど男子。そのため、男子と混じって放課後にゲームセンターへ通うようになったそうです。それがきっかけで「鉄拳」に没頭するようになり、徳島県1位の座を獲得するまでに実力をつけました。

高校卒業後は建築関係の仕事を始めたようですが、社会人になってもたぬかなのゲームに対する熱は冷めず、オンライン対戦でプレイするように。やがてプロテストを受け見事合格。プロゲーマーとして活動をするようになったのです。

トップクラスの実力を持ちながらも、自身について「メンタルが弱い」と語るなど、ストイックな一面も見せるたぬかな。今後ますますの活躍が期待されます。

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トップ女性プレイヤー同士が激突?獣道弐の激闘とは?

たぬかなに関して、ファンの中で語り草となった試合があります。それは格闘ゲーム会のレジェンドとして知られるウメハラが2018年に行ったイベント「獣道弐」でのことです。

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たぬかなは「鉄拳界のジャンヌ・ダルク」の異名を持ち、2007年頃から活躍する古参女性ゲーマー・ゆうゆうと「鉄拳7」で対戦しました。このイベントは、レディース対決、プロ対アマチュア(ゆうゆうはその後プロに転向)、新人対古参という形で対戦カードが組まれ、試合前から注目を集めていました。

10本先取という条件で行われたこの試合は、蓋を開けてみると9-9の最終ラウンドにまでもつれこむ大接戦に。最終的には、ゆうゆうが経験の差を見せつけて勝利を収めていますが、二人の女性ゲーマーが見せた激闘は、格闘ゲームファンを熱狂させた試合として知られています。

試合後に「めちゃくちゃ悔しいですけど、凄い接戦を体験できて楽しかったし、悔いはないです」とコメントした潔さも、たぬかなの株を上げました。e-Sportsは流行語大賞のトップテンに選ばれるほど流行の兆しを見せていますから、これから世間的知名度はまだまだ上がっていくことでしょう。今後の活動に要注目ですね。

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