三上真司は「バイオハザード」送り出したゲームデザイナー!「逆転裁判」にも関わっていた
◆生年月日:1965年8月11日
◆出身:山口県
◆出身校:同志社大学
◆代表作:バイオハザード、逆転裁判、ディノクライシス
◆TangoGameworks代表
三上真司が手がけた「バイオハザード」はホラーゲームの金字塔を打ち立てた不滅のシリーズ
ゲームデザイナーの三上真司(みかみしんじ)が世界に送り出した「バイオハザード」は1996年3月にカプコンがPlayStation用のゲームとして発売して以降、様々なデバイスで展開されている人気タイトルです。
ゲームファンでなくてもその名を知らない人はいないほどの人気シリーズとなった同作のタイトル数は2020年6月12日時点で135作品にも及び、シリーズ売上は全世界で累計1億本以上にも上ります。
「バイオハザード」が登場する以前もホラーゲームは発売されていましたが、ハリウッド映画がシリーズで制作されるほどヒットした同作により、ホラーゲームは一ジャンルとして確立されたといえます。
「逆転裁判」ってどんなゲーム?
三上真司といえば、まず名前が挙がるゲームは「バイオハザード」ですが、2001年10月に発売された「逆転裁判」も、彼の製作総指揮により生まれた作品です。
法廷バトルアドベンチャーゲームとして人気を博し、シリーズ化された同作も、「バイオハザード」と同様に漫画や映画、小説、舞台など、様々な形に派生し、それぞれ人気を集めました。
本家のゲームはプレイヤーが主人公の弁護士となり、無実の罪に問われている被告人を裁判で無罪にするため様々な知恵を絞るというもの。弁護する事件は主に殺人事件で、裁判で勝つための情報や証拠品を集める「探偵パート」と、探偵パートで得た証拠を武器に被告人を弁護する「法廷パート」に分かれています。
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三上真司が大学在学中にハマっていた意外なものとは?経歴を紹介!
三上真司のプロフィールと経歴
三上真司は1965年8月11日生まれ、山口県岩国市の出身です。同志社大学商学部を卒業後、カプコンに入社。「カプコンクイズ ハテナ?の大冒険」や「アラジン」などの開発に携わり、1996年にはディレクターとして「バイオハザード」を世に送り出しました。
その後も「ディノクライシス」「デビルメイクライ」などの人気シリーズをプロデュースした他、「逆転裁判」1~3の製作総指揮を執るなど次々と人気タイトルの制作に携わり、2005年11月にカプコンを退社。同年12月に有限会社Straight Storyを立ち上げました。
三上真司が大学在学中にハマっていたものとは?
三上真司は大学時代、中国武術にハマっていたといいます。それも日本では競技人口が少ない門派とされる蟷螂拳(とうろうけん)に熱中したのだとか。元々武術に興味があり、日本における中国武術の第一人者である松田隆智の著書を読み、見よう見まねで始めたのが最初です。
大学が京都に道場があったため入門し、真剣に打ち込んだものの、体格の大きな相手には勝てなかったとインタビューで語っています。また、競技人口が少ないために柔道のようにきちんとした階級分けがされていなかったことも、戦績の良くない理由だったようです。
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三上真司率いるTango Gameworksの新作「GhostWire: Tokyo」が発売!
Tango Gameworksってどんな会社?
Tango Gameworks(タンゴゲームワークス)は、バイオハザードシリーズの原作者である三上真司によって設立されたゲームの開発スタジオです。 当初はTango株式会社という独立した法人でしたが、2010年10月にZenimax Media(ゼニマックスメディア)によって買収され、ZeniMaxグループ内の開発スタジオとなりました。
Tango gameworksにはグラスホッパー・マニファクチュア、プラチナゲームズ、カプコン、ゲームリパブリックなどゲーム開発を手掛ける企業出身の開発者が多数在籍し、今後の新作発表に世界中から大きな期待が寄せられています。
三上真司は起業した理由について「今の日本には、優秀なクリエイターがたくさんいるのに、ビッグタイトルを開発するチャンスがあまりありません。若い人たちにどんどんチャンスをあげて、どんどんチャレンジしてもらいたい」と語っています。
「GhostWire: Tokyo」の世界観とは?
三上真司率いるTango gameworksは、2020年6月12日にゲーム映像が公開されたアクションホラーゲーム「Ghostwire: Tokyo」の開発を担当しています。
2021年に発売が予定されている「GhostWire: Tokyo」は、人口の99%が失われるという壊滅的なオカルト現象が発生した東京を救うために立ち上がった主人公が超能力を駆使し、「口裂け」「白無垢」「雨わらし」などの妖怪と戦うというストーリー。妖怪には、それぞれ異なった弱点と攻撃スタイルがあるので、それに合わせた戦い方が必要になります。
また、主人公はオカルト現象の背後にいる般若の面をかぶった影の集団とも戦わなければなりません。日本人にとって見慣れているはずの東京の風景が、どこか違って見えるのも本ゲームの特徴でしょう。「バイオハザード」や「デビルメイクライ」など人気タイトルを数々手掛けた三上真司が送り出すゲームとあって、世界中のゲームマニアが発売を心待ちにしています。
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