柿澤勇人はドラマ「エール」での歌唱力で注目！ミュージカル出身実力派俳優の葛藤とは

柿澤勇人が「エール」やドラマ裏で見せた歌唱力・ピアノが絶賛される！祖父もすごい人？

柿澤勇人が「エール」で美声を披露！その歌唱力を絶賛！

柿澤勇人（かきざわはやと）は、劇団四季出身の俳優です。2020年5月から放送された連続ドラマＷの「太陽は動かない-THE ECLIPSE-」や2020年6月から放送された「未満警察 ミッドナイトランナー」など人気ドラマの脇を固め、2011年11月公開の「カイジ2」などの映画にも出演しています。

2020年3月から放送された連続テレビ小説「エール」には山藤太郎役で出演しました。ドラマの中では山藤太郎役のモデルとなった藤山一郎の楽曲「丘を越えて」を披露。さらに、窪田正孝演じる主人公・古山裕一役のモデルとなった古関裕而が作曲した「長崎の鐘」でも美声を披露し、その歌唱力を絶賛されました。

柿澤勇人は「コロナ禍で皆さんは何かしら嫌な思いを抱えて生きていらっしゃると思います。この歌で少しでも和らいでいただけたらうれしいです」とコメントしています。

柿澤勇人の祖父は日本芸術院賞を受賞し、人間国宝でもあった！

柿澤勇人の祖父は清元榮三郎です。清元榮三郎は三味線奏者で、歌舞伎公演の立三味線（首席奏者）を長年担当。三味線奏者としてだけでなく、作曲家としても有名で、平成2年に日本芸術院賞を、平成14年に正五位勲三等瑞宝章を受賞しています。

2020年10月にラジオ番組「TOKYO SPEAKEASY」に出演した柿澤勇人は、祖父の素顔について「（家では）普通のやさしいおじいちゃんでした」と明かしていました。

また、曾祖父の清元志寿太夫は浄瑠璃の語り手。天性の美声と称えられ、1956年に人間国宝を授与されています。

偉大な祖父、曾祖父を持つことについては近年になって意識するようになったそうで「全然ジャンルは違いますけど、こうやって舞台に立って芝居をしているっていうのも共通点があるように思います」とコメントしていました。

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柿澤勇人は三浦春馬と仲が良かった？舞台でW主演を務めた吉田鋼太郎とは共通点が？

柿澤勇人が仲の良かった三浦春馬をツイッターで追悼

柿澤勇人は2019年3月から放送された三浦春馬主演ドラマ「ダイイング・アイ」に岸中玲二役で出演しており、同じく三浦春馬が主演を務めた2019年7月から放送されたドラマ「TWO WEEKS」の第4話にも春川役で出演していました。柿澤勇人と三浦春馬は、共演をきっかけに仲良くなったようです。

三浦春馬は2020年7月18日に亡くなってしまいましたが、四十九日を迎えた同年9月、柿澤勇人はツイッターに「お前が旅立ったと知った日の夜、とても胸が張り裂けそうで、お前が教えてくれたあのお店に一杯だけお邪魔してきたよ」と追悼コメントを投稿していました。

柿澤勇人と吉田鋼太郎の共通点！自身を売れっ子だと思っていなかった？

柿澤勇人は2021年1月から上演を開始した舞台「スルース～探偵～」で、吉田鋼太郎とW主演を務めました。

「スルース～探偵～」はトニー賞で最優秀演劇賞を受賞したアントニー・シェーファーの戯曲「Sleuth」を原作とし、吉田鋼太郎は演出も担当。柿澤勇人はインタビューで吉田鋼太郎との意外な共通点を明かしました。

柿澤勇人は、吉田鋼太郎から「若い頃の俺にそっくりだ」と言われたのだそう。吉田鋼太郎は30代や40代の頃、自身が売れていないと悶々としていたそうですが、柿澤勇人にも同じ雰囲気を感じると語ったそうです。柿澤勇人も自分を売れているとは思えず、「それを芝居にぶつけている」と力強く語っています。

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柿澤勇人はミュージカル出身俳優として葛藤がある？映画で2つの特技を披露

柿澤勇人は家族を説得してミュージカル俳優になっていた！

柿澤勇人は祖父が人間国宝だったため「厳しい世界」だと反対されながらも「2年間だけ時間が欲しい。結果が出せなければあきらめる」と家族を説得し、2007年に倍率100倍以上の超難関のオーディションを突破して劇団四季の研究所に入所しました。

2008年に「ライオンキング」のシンバ役を獲得。翌2009年「春のめざめ」の主役・メルヒオールを演じ、ミュージカル俳優として一躍有名に。より広い世界を知りたいという考えに至り、休学していた大学に戻ろうと同年に退団。2013年に東京都立大学を卒業しました。

現在はテレビや映画の世界でも活躍していますが、ミュージカル出身俳優としての葛藤があるそうです。「ミュージカル界」とジャンルを限定されることが嫌で、「垣根みたいなものをどんどん取っ払っていかないと」として、「壁をどんどん壊して広げていかなきゃいけない」と、これからも積極的に俳優活動を行っていく意思を明らかにしました。

柿澤勇人がミュージカルで培った歌と踊りを披露！映画「すくってごらん」に出演！

柿澤勇人が2021年3月12日から公開予定の映画「すくってごらん」に出演しています。「すくってごらん」は人気マンガから着想を得て映画独自にアレンジされ、歌あり、ダンスありの作品となっていて、歌えて踊れるキャストが揃いました。

主演を務めるのは「半沢直樹」の尾上松也で、共演者はももいろクローバーZのリーダー・百田夏菜子、ファッションモデルの石田ニコルなど。柿澤勇人は謎の金魚売り・王寺昇役で出演し、ミュージカルで鍛えた得意の歌とダンスという2つの特技と、ピアノを披露しています。

柿澤勇人は俳優として人気を得た今でもインタビューで「まだまだ売れないと。じゃないと生き残っていけない」と語っています。危機感と向上心を持って挑んでいるので、これからも舞台や映像の世界で多くのファンを楽しませてくれそうですね。

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