2022年3月14日 更新
江口のりこの経歴や出演作品は？現在に至るまでの道は平坦ではなかった！
◆出身：兵庫県
◆身長：170cm
◆血液型：O型
◆所属事務所：ノックアウト
江口のりこの経歴や出演作品は？
江口のりこ（えぐちのりこ）は2020年7月から放送されたドラマ「半沢直樹」の国土交通大臣役で、大きな話題を呼んだ実力派女優です。同作にも出演していた、柄本明が座長を務める劇団東京乾電池に所属しています。
2002年9月に公開された「金融破滅ニッポン 桃源郷の人々」で映画デビュー。2003年12月に公開された映画「ジョゼと虎と魚たち」での妻夫木聡演じる恒夫のセフレ・ノリコ役、2019年に前作からおよそ12年ぶりの新シリーズが制作されて話題を呼んだドラマ「時効警察」でのサネイエ巡査役など、インパクトある役どころで度々注目を浴びています。
そんな江口のりこは、2004年12月公開の映画「月とチェリー」で初主演に抜擢。その後も2017年9月に乃木坂46主演で公開された「あさひなぐ」など数多くの映画に出演しています。
アクの強い役どころを演じることが多く、2019年8月から放送された多部未華子主演のドラマ「これは経費で落ちません！」で演じた外資系会社から転職してきた気の強い独身女性・麻吹美華は江口のりこにとって、まさにハマり役でした。
江口のりこが現在に至るまでの道は平坦ではなかった！
江口のりこは1990年、19歳の誕生日に劇団東京乾電池の研究生となりました。当時、地元の兵庫から上京したばかりで所持金が2万円しかなかった彼女は住むところもなく、いきなり劇団員の女性宅に泊めてもらうことに。以降、新聞販売店で住み込み生活を送ります。
住み込み先のアパートは風呂なしトイレ共同の4畳半で、部屋にはちゃぶ台すら置かず、布団しかない生活をしていたという江口のりこ。女優を目指すのにテレビすら持っていなかったため、新聞配達店の先輩に譲り受けたほどでした。
極貧バイト生活と劇団員を両立しながら、1年間でバイトを休んだのはわずか1日のみだったと、後のインタビューで当時の苦労を振り返っています。そんな苦労の甲斐あって、江口のりこは女優として少しずつ認められるようになっていきました。
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江口のりこはどんな人？プロフィールを紹介！結婚しない理由を語っていた！
江口のりこはどんな人？プロフィールを紹介！
江口のりこは、1980年4月28日に兵庫県で生まれました。兄2人、妹1人の5人兄妹で、双子なのだそう。身長170cmと恵まれた体格を活かし、中学生時代は陸上競技をしていましたが、やがて演技の道を志すようになり、高校には進学せず、アルバイトをしながら神戸市の映画館へ頻繁に通っては映画を観る毎日だったといいます。
「劇団に入れば映画に出演できる」と考えた江口のりこは神戸市の劇団を見学に行ったもののピンと来なかったそうで、次に劇団東京乾電池のオーディションを受けました。自身がファンだった岩松了が以前所属していたのが、同劇団に入ろうと思った理由だったとか。
江口のりこは、よく女優の安藤サクラに似ているといわれますが2人の身長差は10cmあり、背の高い方が江口のりこです。確かに顔立ちは似ているかもしれませんね。
江口のりこが結婚しない理由は？ドラマでドレス姿を披露
江口のりこは2020年4月の誕生日で40代となりましたが、現時点では結婚しておらず独身です。その理由について、2019年4月7日放送の「ボクらの時代」の中で「私に聞かないでって思うもん、私のことなんだけど。神様に聞いてっていいたくなるもん」と語っており、意図的に独身を貫いているわけではないようです。
むしろ、結婚に対して「ものすごい憧れはある」とも明かした江口のりこ。40歳は不惑の歳と言われるものの、将来を考えると寂しさを覚える年代でもあります。
結婚や家族を持つことに憧れはありながらも縁に恵まれないというアラフォー女性のリアルを感じさせる江口のりこの「神様に聞いて」という言葉に「ほんとそれなって思った」「わかりみが過ぎる」など、多くの女性から共感の声が上がりました。
2021年1月より放送を開始したドラマ「その女、ジルバ」に、浜田スミレ役で出演していた江口のりこ。妊娠が発覚し、結婚するという役どころだったため、作中ではウェディングドレス姿も披露していますが、プライベートでもおめでたい報告が聞ける日は来るのでしょうか。
江口のりこが「半沢直樹」で大ブレイク！「事故物件」でアカデミー賞優秀助演女優賞を受賞！
江口のりこが「半沢直樹」で大ブレイク！
様々な映画、ドラマでクセのある役どころも見事に演じ切る江口のりこは名バイプレーヤーとして知られる存在ですが、2020年7月から放送された「半沢直樹」の第4話から登場した国土交通大臣・白井亜希子（しらいあきこ）役が話題を呼び、大ブレイクしました。
8月9日放送の第4話終了間際に初登場した白井大臣は国交相就任の記者会見での「い・ま・じゃ・な・い」発言でいきなり視聴者の視線をクギづけに。第6話で東京中央銀行を訪れた際の「債権放棄じゃダメなんですか？」と迫るシーンも、かつての蓮舫参院議員の発言を彷彿させるとネット上で反響を呼びました。
2020年8月30日放送の第7話で半沢直樹に債権放棄を拒否された際の怪演っぷりには「ホラーだ」と再び視聴者を沸かせ、さらに、江本明演じる与党の進政党幹事長・箕部啓治に叱責されるシーンは、東京乾電池で長くともに舞台に立ってきた師弟関係でもあるだけに、リアル感満点でした。最終回での箕部啓治への痛快な反撃には、視聴者も大満足。江口のりこの代表作の1つとなりました。
江口のりこが映画「事故物件」でアカデミー賞を受賞！
江口のりこは、2020年8月公開の映画「事故物件 恐い間取り」に横水純子役で出演しました。この映画は、“ 事故物件住みます芸人”として知られる松原タニシのノンフィクション書籍「事故物件怪談 恐い間取り」を実写映画化した作品です。
映画を観た人からは「どこまでがノンフィクションなのか気になる」「面白かった」との声が上がっていました。また、「ホラーが苦手な人でも観られるかも」との感想もありました。
江口のりこが演じた横水純子は、亀梨和也演じる主人公・山野ヤマメに物件を紹介する不動産屋という役どころ。江口のりこはこの役で、「第44回日本アカデミー賞」の優秀助演女優賞を受賞しており、2021年3月19日には、レッドカーペットに登場。左のお腹の辺りの素肌がチラっと見える、セクシーな黒のドレス姿を披露していました。
江口のりこが「俺の家の話」で見せた演技に視聴者涙！「ドラゴン桜」は前作にも出演？
江口のりこが「俺の家の話」で見せた演技に視聴者涙！
一部では「ドラマ史に残る最終回」とも言われるほど、最終回の展開が大きな話題になったドラマ「俺の家の話」。2021年1月より放送を開始したこのドラマは、脚本を宮藤官九郎が務め、主演を元TOKIOの長瀬智也が務めました。
物語の舞台は、長瀬智也演じるプロレスラー・観山寿一の実家。江口のりこは、観山家の長女であり、寿一の妹である長田舞役を演じました。江口のりこに特に注目が集まった放送回は、3月12日放送の第8話。夫の不倫疑惑が持ち上がり、舞が本音を爆発させるシーンが描かれました。
さらに西田敏行演じる父親・寿三郎の過去の不倫についても、「たぶん一生許さない」と言い放ち、ツイッターなどでは「圧巻のキレ演技」「泣けた」「素晴らしい演技力」と、江口のりこの演技を絶賛する声が多く上がっていました。
江口のりこは「ドラゴン桜」前作にも出ていた？主演作はソロ活がテーマ
江口のりこは、2021年4月25日より放送を開始するドラマ「ドラゴン桜」第2シリーズに出演します。2005年7月より放送されてヒットしたドラマ「ドラゴン桜」の続編となるこの作品。前作の15年後を舞台に、東京大学合格を目指す高校生たちの奮闘が描かれます。
江口のりこがこの作品で演じるのは、学園の理事長・龍野久美子役。阿部寛演じる主人公・桜木建二を学園から追い出そうとするなど、癖の強い理事長を演じます。
実は江口のりこは、「ドラゴン桜」の第1シリーズにも出演しており、第2シリーズへの出演に際し、そのことにも言及しています。前作で演じたのは、暴走族のメンバー役。本人曰く、「赤い特攻服を着たのは覚えている」のだそうです。
また、2020年10月期ドラマ「＃リモラブ」では恋の相手役だった及川光博と、理事長・教頭という関係で共演することになります。一緒のシーンはなかったものの「半沢直樹」でも同じ現場に立っており、お互いの作品に対する姿勢を理解し合っているはずです。息の合った演技が見られることでしょう。
2021年4月2日より放送を開始したドラマ「ソロ活女子のススメ」で主演を務めている江口のりこ。自身にとって初めての民放連ドラ主演となるこの作品で、さまざまな“ソロ活”を体験していく女性・五月女恵を演じています。
撮影を通して、初めての体験ができるのを楽しみにしているとコメントしており、今後やってみたいことのひとつに競艇を挙げていました。出演作が相次いで発表されている江口のりこ。これからますます注目を集めそうです
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