2021年1月15日 更新
柄本佑は父親・柄本明譲りの個性を放つ演技派俳優！母・角替和枝がきっかけで芸能界入り？
◆出身：東京都
◆身長：182cm
◆血液型：B型
◆所属事務所：アルファエージェンシー
柄本佑の父親は柄本明！弟・柄本時生との見分け方は？家族は有名人揃い！
柄本佑（えもとたすく）は、映画やテレビで活躍している個性派俳優。名怪優との呼び声も高い柄本明（えもとあきら）の長男としても有名です。
父・柄本明は、コメディからシリアスまで何でもござれで、2011年に紫綬褒章を受勲した俳優。その背中を追ってきた息子の柄本佑は、身長182㎝のスラリとした細身のスタイルに、存在感を持った個性派として、これまでも数々の作品に出演してきました。彼の魅力でもある独特な空気感は、父譲りともいえるでしょう。
柄本佑の家族は、父に加えて母と弟も俳優の芸能一家としても知られています。母は、舞台やテレビのサスペンスやホームドラマで活躍する女優の角替和枝（つのがえかずえ）です。
柄本佑の3歳下の弟、柄本時生（えもとときお）も演技に定評がある個性派俳優。「プロミス」のCMでも有名です。兄弟ゆえ「見分けがつかない」と言われることもありますが、森山未來に似ていると感じたら、それはほぼ間違いなく兄である柄本佑でしょう。
まさに芸能一家に育った柄本佑が結婚したのは、これまた芸能一家に育った、女優の安藤サクラでした。俳優の奥田瑛二とエッセイストの安藤和津を両親に持ち、姉は映画監督の安藤モモ子という、安藤サクラ。2012年に結婚し、2017年6月には、第一子となる女の子が誕生しています。
さらに弟・柄本時生は、12年来の友人であった女優・入来茉里と、2020年2月に結婚しています。柄本佑・時生兄弟は、ともに女優と結婚していることになります。
柄本佑の芸能界入りは母・角替和枝のマネージャーがきっかけ
柄本佑が芸能界入りしたのは、2001年、15歳のときです。母・角替和枝のマネージャーから勧められたことで参加した映画のオーディションがきっかけでした。
勧められるまま、2003年12月公開の黒木和雄監督映画「美しいキリシマ」の主人公の少年役を選ぶオーディションを受けた柄本佑は、見事に合格。独特な存在感と空気のような自然な演技が主人公の少年役にピタリとはまったことで、高い評価を得て芸能界入りしました。
柄本佑は、この映画「美しいキリシマ」で、第77回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞、第13回日本映画批評家大賞新人賞を受賞しています。
柄本明は芸能一家！息子「柄本佑と柄本時生」の俳優としての実力は？
柄本佑と嫁・安藤サクラの新婚旅行はポルトガル！イケメン、かっこよさが堪能できる作品は？
柄本佑と嫁・安藤サクラのなれそめは？新婚旅行がポルトガルだった理由
柄本佑と安藤サクラが初めて会ったのは、移動中の新幹線。柄本佑は、安藤サクラの声を聞いて、「この人と結婚するかな」と漠然と思ったと言います。
2010年6月公開の映画「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」で共演したことをきっかけに、本格交際へ発展した2人はそのまま結婚。新婚旅行は、柄本佑が愛してやまないポルトガルを訪れました。
ポルトガルを選んだのは、俳優だけでなく監督も務めるなど、自他共に認める映画好きとして知られる柄本佑が敬愛するマノエル・ド・オリヴェイラ監督の祖国だから。マノエル・ド・オリヴェイラ監督を感じられる大切な場所だからこそ、生涯のパートナーとなった嫁の安藤サクラとぜひ行きたかったのでしょう。
柄本佑は、「ポルトガルを“終の棲家”の候補に考えている」と語っているくらいなので、敬愛する気持ちだけでなく、土地そのものもとても気に入っているようです。
2018年11月には、柄本佑が主演を務めた日本とポルトガルの合作映画「Lovers on Borders」が公開されました。18世紀のポルトガルと、21世紀の東京オリンピック後の日本が舞台という、異色のラブストーリー。1人で2役を演じた、柄本佑の表現力が光る作品となっています。
柄本佑は安藤サクラのインスタにも登場！子供にWじいもメロメロ
妻・安藤サクラのインスタにたびたび登場する柄本佑。インスタには、2ショットや安藤サクラが撮影したと思われる柄本佑の写真なども掲載されており、夫婦の仲の良さがうかがえます。
2020年には、コロナ禍における家族での過ごし方について安藤サクラが語っていました。安藤サクラ曰く、柄本佑は、家で過ごす時間が増えたことにより「家事を分かってくれた」のだとか。家族のために食事を作ってくれたことも明かしていました。
また安藤サクラの母・安藤和津によると、2017年6月に誕生した柄本佑夫妻の娘を大変可愛がっているとのこと。”Wおじいちゃん”も孫にはメロメロなようで、奥田瑛二は「瑛じい」、柄本明は「あーじい」と、それぞれ呼ばれているのだそうです。
柄本佑のかっこいいモード全開なドラマ「知らなくていいコト」医療系映画に連続出演！ショートフィルムで監督も？
柄本佑のかっこいいモード全開なドラマ「知らなくていいコト」
個性派のイメージが強い柄本佑ですが、過去には「イケメン系」の役も数多く演じており、涼しげな目元と整った顔立ちを魅力的だと感じる女性ファンも多いようです。
2015年10月より放送を開始したNHK朝ドラ「あさが来た」で演じた眉山惣兵衛役が好評だったことで、一気に評価を上げた柄本佑。とらえどころがない惣兵衛を卓越した演技力で表現し、ファンが急増しました。惣兵衛は陰湿なキャラですが、「時々垣間見える優しさにキュン！としてしまう」と、女性ファンの心をつかむ見事な「イケメン」ぶりを見せました。
また、2016年12月発売のback numberと秦基博と小林武史の楽曲「reunion」のショートフィルムにも出演していた柄本佑。ミュージックシーンにおいても、いつもとちょっと違った柄本佑のかっこよさが堪能できます。
さらに、「イケメン俳優」としての柄本佑の知名度をさらに上げたのが、2020年1月放送開始のドラマ「知らなくていいコト」。柄本佑は本作品で、吉高由里子演じる主人公・真壁ケイトの元彼である尾高由一郎役を演じました。
作中ではケイトを優しく慰める場面もあり、”大人の色気”を醸し出す柄本佑が「イケメンすぎる」と、その演技が大きな話題になりました。多くの視聴者が、この尾高由一郎役によって柄本佑のイメージを覆されたようで、「こんなにイケメンなイメージがなかった」と、かっこいい大人の男を演じる姿のギャップにハマってしまったようです。
2021年1月17日放送スタートのドラマ「天国と地獄 ～サイコな2人～」には、綾瀬はるか演じる刑事・望月彩子の家に居候している、のんびりやなフリーター・渡辺陸役で出演。ドラマごとに全く違って見える柄本佑が、今作ではどんなキャラを作り上げているのか、注目されています。
柄本佑が医療系映画に連続出演！ショートフィルムで監督も？
柄本佑は、医療系の作品への出演が続いています。2020年1月放送開始のドラマ「心の傷を癒すということ」では、精神科医の主人公・安和隆役を演じました。柄本佑の演技が好評を博し、映画化が決定。2021年1月29日には「心の傷を癒すということ 劇場版」として公開されます。
さらに翌月、2021年2月20日公開の主演映画「痛くない死に方」では、在宅医の河田仁役を演じます。長尾和宏の著書「痛くない死に方」「痛い在宅医」を映画化した本作品。柄本佑は「たくましい人間ドラマを楽しんでいただけたら幸いです」とコメントしています。
また柄本佑は、監督としてショートフィルムの制作にも携わっています。WOWOWの開局30周年を記念して制作された「アクターズ・ショート・フィルム」は、2020年1月13日よりWOWOWオンデマンドで配信が開始される作品。柄本佑のほか、森山未來など5人の俳優が監督を務めました。
柄本佑の監督作「夜明け」で主演を務めた森山直太朗は、柄本佑の指導は「とにかく丁寧だった」と、撮影を振り返っているほか、「現場でのこだわりの強さに終始圧倒された」とコメントを残しています。その独特の雰囲気で、観る人を魅了する柄本佑。次回作が楽しみです。
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