大和田伸也は有名な芸能一家!おやじ狩りに何度も遭っていた!? 70代でオペラデビュー

大和田伸也は妻や弟も俳優の芸能一家!通称大和田ファミリー?

大和田伸也は1947年10月25日生まれ、福井県敦賀市出身の俳優・歌手です。俳優を志すきっかけとなったのは、大和田伸也が18歳だった1965年のこと。日本を代表する演劇家・鈴木忠志が立ち上げた自由舞台に所属したことでした。

1968年には劇団四季にも所属し、舞台出演で俳優としてのキャリアを積みんだ大和田伸也は、ドラマへと活動の場を移します。主な出演ドラマは、「おんな太閤記」「キッズ・ウォーシリーズ」「水戸黄門」「渡る世間は鬼ばかり(第6シリーズ)」「踊る大捜査線シリーズ」「三毛猫ホームズの推理」など。NHK大河ドラマには様々な作品で起用され、「おんな太閤記」を含む9作に出演しています。

多数のドラマに出演している大和田伸也ですが、なじみが深いのは42年もの長きにわたり放送されたTBSの人気時代劇「水戸黄門」の格さんこと、渥美格之進役ではないでしょうか。クライマックスで印籠を手にした格さんが悪者一味を一喝する決めゼリフ「こちらにおわす御方をどなたと心得る~」は番組開始当初、統一されていなかったといいます。これを、二代目格さんとして第9部から出演した大和田伸也が、毎回ほぼ同じセリフになるよう提案したのだそうです。

このように、ドラマ界に無くてはならない俳優として存在感を放ってきた大和田伸也は、家族構成が豪華なことでも知られています。

大和田伸也の親族は、妻が五大路子、弟は大和田獏、弟の妻は岡江久美子と、様々なドラマで活躍する俳優、女優の名がズラリ。加えて、二人の息子・大和田悠太、大和田健介も俳優。さらに大和田獏・岡江久美子夫妻の長女・大和田美帆も女優です。

業界でも有名な芸能一家・大和田ファミリーは、バラエティー番組やドラマで度々共演しています。大和田伸也と妻の五大路子は、住宅会社のCMで共演。また、2014年から2016年まで、年数回にわたってBS朝日で放送された「大和田兄弟ぐるり鉄道旅!」には、大和田伸也と弟の獏が兄弟で出演。二人でタイやマレーシア、スイスなどを巡り、兄弟仲の良さをうかがわせました。また、「おんな太閤記」でも大和田伸也が木下勝俊役、大和田獏が木下勝俊の実弟、小早川秀秋役を演じ、ドラマでも共演しています。

大和田伸也はクリスチャン?洗礼名は?先祖がスゴかった!

大和田伸也は父親が敬虔なクリスチャンだった影響で、自身もクリスチャンであることをご存知でしょうか。幼児の頃に洗礼を受け、「ヨゼフ」という洗礼名を持っているのだとか。大和田伸也の兄・大和田康司は、名古屋聖マルコ協会や名古屋聖ヨハネ協会で牧師補を歴任しています。

また、大和田伸也は先祖もスゴい人物であることがわかっています。2017年12月にNHKで放送された「ファミリーヒストリー」に次男の大和田健介と出演した大和田伸也は、自身が高校まで過ごした敦賀を訪問。敦賀市立博物館に保管されている大和田家の資料から一家のルーツを紐解きました。

大和田伸也の先祖は、敦賀の商人だった大和田荘兵衛。幕末に敦賀で最も財を成した商人だったといい、大和田家といえば敦賀で名を知らない者はいないほどの名家だったのです。

今現在も、大和田ファミリーは業界の内外で有名ですが、現在とは少し異なる意味合いで、江戸時代の頃からその名を馳せていたのですね。

大和田伸也がおやじ狩り被害に!?その理由とは?

大和田伸也はバラエティー番組にもよく登場し、大和田ファミリーの話などで私たちを楽しませてくれます。

そんな大和田伸也が、2007年に出演したバラエティー番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」において、衝撃的なエピソードを披露しました。なんと、三度も“おやじ狩り”に遭ったことがあると告白したのです。

大和田伸也は非常に正義感が強く、常識のない若者を見ると黙っていられない性分なのだとか。これまでに何度もそういった注意をしてきた中で、逆ギレした若者に襲われたことがあると明かしました。

この流れで、大和田伸也は2008年の大晦日に放送された「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけない新聞社24時」に出演。バスの中で若者に注意して返り討ちに遭うという、事件の再現ドラマのような設定で登場しています。

複数の若者に囲まれて暴力を振るわれるのは、思い出したくもないほど恐ろしい体験のはずですが、バラエティー番組で暴露するだけでなく笑いに変えてしまうとは、誰にでもできることではありませんね。一度ひどい目に遭っても注意することを止めず、三度も被害に遭っているところにもメンタルの強さを感じます。

大和田伸也が70歳を超えてオペラに挑戦?バイタリティがスゴすぎる!

舞台出身の大和田伸也は、ドラマ出演を機に誰もが知る俳優となって以降も数々の舞台に出演し、自ら舞台演出を手掛けることもあります。ところが、70歳を越えても未経験の舞台がありました。それが、71歳にして初挑戦したオペラです。

大和田伸也のオペラデビュー作となったのは、2018年11月22日から4日間、東京の日生劇場で上演された「後宮からの逃走」。モーツァルトの作品で、大和田伸也は太守セリム役で出演しました。

日生劇場は、大和田伸也が劇団四季時代に様々な作品で舞台を踏んだ古巣とも呼べる場所。同劇場の開場55周年を記念する作品でオペラに初挑戦した大和田伸也は、会見で「まさかこの歳でオペラに参加できるとは夢にも思っていなかった。45年ぶりに我が家に帰ってきたようで、舞台に立つのが楽しみ」と語り、懐かしい場所での新たなチャレンジに意欲を見せていました。

芸能界で大御所といわれる存在となってもなお、枠に収まらない活動で新たな一面を見せてくれる大和田伸也。2018年からはNHK Eテレで平日朝7時から放送中の子供向け知的バラエティ「シャキーン!」内のコーナー「コードな会議」に出演中です。

部下たちと深刻な面持ちで会議をするスパイのボス(大和田伸也)。会話に隠された暗号は何なのか?気になる人は、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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