酒井高徳はプロサッカー選手！兄弟全員がアスリート！？神戸でJリーグ復帰！

酒井高徳の家族がすごすぎる！？兄は柔道家で弟2人もプロサッカー選手！？

酒井高徳はアメリカ生まれの日本育ち！？

酒井高徳（さかいごうとく）は、日本人の父親とドイツ人の母親を持つハーフです。日本国籍ですがアメリカのニューヨークで生まれ、父親の仕事の都合で2歳の時に帰国。新潟県で新生活を始めた酒井高徳には兄と2人の弟がおり、4人兄弟の全員がスポーツ選手として活躍しています。

次男として生まれた酒井高徳がサッカーを始めたのは、10歳の頃でした。地元のスポーツ少年団にいた頃からサッカーに光る素質を見せた彼はジュニアユースを経てアンダー世代から日本代表に招集され、2012年からA代表にも定着。2014年、2018年にはワールドカップの代表メンバーにも選出されました。

酒井高徳は柔道家の兄とサッカー選手の弟2人を持つスポーツ一家

サッカー選手としてプロの世界で活躍する酒井高徳は、2人の弟・酒井宣福（さかいのりよし）、酒井高聖（さかいごうそん）も同じサッカー界で選手として活躍しています。三男の酒井宣福は兄の酒井高徳と同様、サイドバックにコンバートされて才能を開花し、J2の大宮アルディージャの主力メンバーとして活躍しています。

末っ子の酒井高聖は、アルビレックス新潟のユース時代からキャプテンを任せられるほど将来を嘱望され、2019年7月からドイツ3部のVfRアーレンの所属選手となっています。

長男の酒井高喜（さかいごうひ）は、サッカーの道に進んだ3人の弟とは別の武道家になる道を選び、柔道の世界で活躍しています。

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酒井高徳の経歴やプロフィール、サッカー成績を紹介！

酒井高徳がアルビレックス新潟初の海外移籍！

酒井高徳は高校に進学するとアルビレックス新潟のユースに所属。ユースの選手でありながら、トップの試合にも出場しました。高校卒業後はチームに欠かせない選手となり、日本代表に選出されたことでサッカーファンの注目を集めます。

その後、2011年12月に20歳でドイツのシュツットガルトへの期限付き移籍が決定した酒井高徳は、アルビレックス新潟所属の選手としては初めて、欧州のクラブチームに移籍する選手となりました。

酒井高徳は若くして欧州の舞台でキャプテンに！

ドイツのシュツットガルトに移籍した酒井高徳はスピードと両足が使える特徴を活かし、左右両方こなせるサイドバックとして活躍。2013年1月に3年半の契約で完全移籍が決定しました。

しかし、シーズンを追うごとに出場機会が減り、2015年7月に同じドイツのハンブルガーSVへ移籍。テクニックを評価されてボランチでのプレーも増え、半年あまりでレギュラーに定着した酒井高徳はドイツ語が堪能なこともあり、シーズン途中からキャプテンを任されることに。日本人選手がブンデスリーガのクラブでキャプテンとなったのは、酒井高徳が初めてでした。それだけ監督からの信頼が厚かったことがうかがえます。

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酒井高徳が日本のJリーグ復帰を決めた理由とは！？

2018-2019シーズンは終盤の失速により昇格を逃す

ハンブルガーSVは、シーズン途中で酒井高徳がキャプテンとなった2016-2017年シーズンは1部に踏みとどまったものの、翌シーズンには2部へ降格してしまいます。ファンは早期の1部復帰に期待をかけましたが、返り咲きをかけて臨んだ2018-2019シーズンは終盤の失速により昇格を逃します。

これによりサポーターの不満はキャプテンの酒井高徳に集中し、出場試合でブーイングを浴びたり、彼の姿が見られる練習風景の写真が掲載されたクラブのインスタが炎上したりと、批判にさらされます。一部の心無いサポーターが酒井高徳を戦犯扱いする言動に、ハンブルガーSVは監督やチームメイトはもちろんのこと、地元紙までが「常にクラブのためにすべてを尽くした」「いつもクラブのためにすべてを尽くした」と擁護。この騒動により、日本人選手でありながらドイツでも愛されていたことが分かる結果となりました。

2019年シーズン、日本のJリーグに復帰

2019年シーズン、酒井高徳は他の欧州クラブからもオファーが届いていた中、ヴィッセル神戸と契約し、日本のJリーグに復帰します。欧州でのキャリアを続けることも考えたという酒井高徳ですが、ヴィッセル神戸が掲げるビジョンに共感し、元スペイン代表のアンドレス・イニエスタやダビド・ビジャなど、世界トップクラスの選手が所属していることも、8年間にわたったドイツでの選手生活に別れを告げ、ヴィッセル神戸を選んだ理由だと明かしています。

大型補強を行いながらも開幕から徐々に調子を落としていたヴィッセル神戸は、酒井高徳とベルギー代表のトーマス・フェルメーレンの加入により成績が安定。失点が多いなど守備に不安を残しながらも天皇杯でクラブ史上初の優勝を飾り、2020年2月に行われた「FUJI XEROX SUPER CUP2020」もPK戦の末に勝利するなど、勢いを増していました。

そんな中、新型コロナウイルスの猛威によりシーズンの再開が5月の第13節まで延期されることが決定し、サポーターにとってはなんとも歯がゆい幕開けとなりました。加えて3月30日、25日から体調不良を訴えていた酒井高徳が新型コロナウイルス感染症の検査で陽性と判定されたことがクラブの公式サイトで発表され、サッカー界に衝撃が走っています。

感染拡大が日々報じられるなか、酒井高徳は人混みを避け、消毒や手洗いにも注意を払っていたといいます。それでも感染の事実に直面し、クラブの公式サイトを通じて「今、自分から発信できる事は、コロナウィルスは、本当にどこに潜んでいるかわからないということです。感染してしまった以上、僕には自分以外の方の感染がないことを本当に心から願うことしかできません」とのコメントを発表しています。

3月30日時点の酒井高徳の容態は、発熱は落ち着いているものの、匂いや味を感じない臭覚・味覚の異常が続いているとのこと。サッカーの他、野球界、さらには芸能界でも志村けんの訃報など新型コロナウイルス感染拡大の不安が広がっていますが、酒井高徳をはじめ感染を公表した選手が一日も早く回復し、再び元気にプレーする姿を見せてくれることを願って止みません。

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